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by miya-neta

年金記録ミス:昨年度だけで3万件、さらに増加か 社保庁

話題:MSN毎日インタラクティブ


 年金への加入記録のミスによる訂正が05年度で3万3925件に達し、今後、爆発的に増加する可能性が強まってきた。58歳以上の人に記録を通知し、誤りの有無を答えてもらう制度を始めたことに伴うものだが、08年4月から年金加入者全員に記録を通知する新制度をスタートするため、大量増加は不可避な情勢。国民年金保険料の免除問題で解体論議が進む社会保険庁は「最大級の不祥事になりかねない」(幹部)と、事態を深刻視している。

 社会保険庁によると、職歴などを記した年金加入記録の訂正請求が増え始めたのは、同庁が58歳以上の人に通知する制度を始めた04年3月以降。今年9月までの2年半で約416万人に送ったところ、9%弱に当たる36万6544人が訂正を要求した。本人の勘違いも多かったが結局、05年度に3万3925件を実際に訂正した。保険料を払っていても記録上未納であれば年金は支給されないため、訂正に伴い年金の給付額も変化するケースが多い。

 こうした事態が起きたのは、社保庁が1人に1番号を割り振る基礎年金番号を導入(97年1月)した際の、記録統合作業のずさんさによるとみられる。導入前の記録は加入制度ごとに違う年金番号で管理。96年12月までに転職や脱サラで厚生、国民、共済年金の間で制度を移った人は複数の番号と記録を持っており、同庁は順次、番号の一本化、記録統合を進めている。ところが、かつての加入記録は紙に手書きされていたため、職員が旧式の記録をコンピューターに移し変える際、誤入力したケースが相次いでいる。

 08年4月からは、7000万人に及ぶ年金加入者全員に加入記録を伝える「ねんきん定期便」が始まる。社保庁は当初、記録のほかに予想年金額をポイント換算した数値を伝える意向だったが、安倍晋三首相の指示で実額通知に変えた。それだけに通知を受ける加入者の記録への関心は高いとみられている。【吉田啓志】

毎日新聞 2006年11月24日 23時34分
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by miya-neta | 2006-11-24 23:34 | 政 治