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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

教育再生会議、「徳目」「規範意識」必要で一致

政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


 安倍首相直属の教育再生会議(野依良治座長)は9日午前、前日に引き続いて都内で審議を行い、学校教育を通じて「奉仕の精神」や「友情」「親孝行」といった徳目を身につけたり、奉仕活動などを通じて忍耐や働く大切さなどの「規範意識」を身につけたりする必要があるとの考えで一致した。

 1月にまとめる第1次報告に盛り込む考えだ。

 徳目を身につける具体策として、地域に伝わる伝説や童謡、言い伝えなどを学校で教え、国や地域の伝統を尊重する心を養うとしている。また、郷土の偉人について学ぶ機会を増やし、子供の郷土への関心を高めることが重要だ、とした。

 家族への感謝の気持ちを確認する機会とするため、「家族の日」の創設を提案する方針だ。多くの委員からは「国民運動として家庭教育の再生に取り組むべきだ」などの声が出たという。

 学校のルールを守らない生徒を「出席停止」処分とすることについては、「教育的見地で使うなら認めるべきではないか」との前向きな意見の一方で、「使うべきでない」とする意見が出た。

 2日間の議論では、学力向上のため、授業時間の増加を含む「ゆとり教育」の見直しに取り組む方向を確認した。

 公立小学校で児童を放課後に預かる「放課後子どもプラン」事業の具体的内容として、子供の情操教育に役立てるため、演劇や地域の祭りへの参加、五輪選手の講演といった案が示された。

 再生会議は、放課後子どもプランを来年4月から全小学校区で実施させたい考えだ。安倍首相も「全国展開のための予算は来年度予算で確保したい」として、積極的に取り組む考えを示している。

(2006年12月9日13時13分 読売新聞)
by miya-neta | 2006-12-09 13:13 | 教 育