「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

周防監督と模擬裁判実行委 刑事法テーマに討論 東北大

河北新報ニュース


b0067585_917946.jpg模擬裁判実行委の学生たちと討論する周防監督(右)

 痴漢冤罪(えんざい)事件を題材にした映画「それでもボクはやってない」を完成させた周防正行監督(50)が19日、仙台市青葉区の東北大川内キャンパスで、法学部の自主ゼミ「模擬裁判実行委員会」のメンバーと日本の刑事裁判をテーマに討論した。2009年に始まる裁判員制度などさまざまな論点が取り上げられ、討論は2時間近くに及んだ。

 来年1月の映画公開を前に、周防監督が「作品に込めた問題提起について、いろいろな人と話してみたい」と希望し実現した。学生側は27人が出席した。
 弁護士を目指す学生は「裁判員制度は一般人の感覚を取り入れるのが目的の1つだと思うが、制度自体についてどう考えるか」と問い掛けた。

 周防監督は「法廷で交わされる言葉が、裁判員の参加によって分かりやすくなれば、裁判の論理の組み立てにも影響が出るはずだ。裁判員には、自分がきちっと納得するまで『どうしてか』と聞くことを勧めたい。それは裁判官が、一般人の感覚を理解することにつながる」と述べた。

 検察官志望の学生は「難しい法律用語を説明する際に工夫した点はあったか」と質問。周防監督は「裁判は公開が原則だが、書面を読むのが早口で内容が理解しにくいなど、伝えようという意識がない。そうした分かりにくさそのものを訴えたかった」と答えた。

 実行委委員長の2年、小松枝理さん(21)は「みんな一歩踏み込んで考えたことを質問し、監督からはそれを何倍にもしたような答えが返ってきた」と満足げだった。

2006年12月19日火曜日
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by miya-neta | 2006-12-19 09:15 | 政 治