「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

登山家・野口健さん ネパールの子供に教育受ける機会を

福祉|教育・福祉|Sankei WEB


■「マナスル基金」設立 寄付募集

 世界7大陸最高峰の最年少登頂記録を持っていた登山家、野口健さん(33)がネパールの高峰、マナスル山(8163メートル)のふもとにあるサマ村の貧しい子供に教育を受ける機会を与えようと「マナスル基金」を設立し、寄付の受け付けを始めた。来年7月までに200万円を集め、100人規模の子供が寝泊まりしながら学校に通える寮を建設するのが目標。野口さんは「子供が勉強に励みやすい環境を整え、大人にも教育の必要性を理解してもらいたい」と話している。

 野口さんは今年4月、初めてマナスル登山に挑戦した。雪に埋もれた注射器などの「ごみの山」の清掃活動に汗を流し、サマ村でも住民と一緒にごみ拾いに励んできた。

 その際、村では経済的に恵まれない家庭の多くの子供が学校に通えず、読み書きも満足にできないことを知った。「生きる」ために、親が子供を水くみや牛の放牧の手伝いといった労働力として期待をかけている実情を目の当たりにした。

 村には現在、全寮制の学校が1カ所ある。寮は石造りだが、すき間風が吹き、25人しか寝泊まりができない。「とても勉強できる環境ではない」と痛感した。

 野口さんの挑んだマナスル山は、日本山岳会の登山隊が半世紀前に世界で初めて制覇した山。村の住民は親しみを込めて「ジャパニーズマウンテン」と呼ぶ。数あるヒマラヤの高峰の中でも、日本人には縁の深い山だ。

 野口さんは帰国後、「そんな日本人に希望を与えてくれたマナスルへの恩返しに将来ある村の子供のためにできる限りのことをしたい」との思いを抱くようになり、今回の構想を思い立った。

 野口さんは「寮を完備することで、可能性のある子供たちが伸び伸びと勉強できる。職業を選ぶ幅も広がり、夢も大きくふくらむきっかけになる」と熱く語る。「将来的には、子供の親にも環境を守ることの大切さを教えられるような場を提供したい」と意欲的だ。

 寄付金の振込先は、みずほ銀行市ケ谷支店の普通口座8035335。名義は「特定非営利活動法人セブンサミッツ持続社会機構」。問い合わせは野口健事務所((電)03・3426・2487)。

(2006/12/30 09:40)
[PR]
by miya-neta | 2006-12-30 09:40 | 国 際