刑法犯:4年連続で減少
2007年 01月 11日
警察庁は10日、全国の警察が昨年1年間に認知した刑法犯件数を発表した。認知件数は205万1113件(前年同期比9・6%減)で、4年連続で減少。検挙率は31・2%(同2・6ポイント増)で99年以来7年ぶりに30%台に戻った。同庁は昨年12月に1~11月までの認知件数を公表しているが、12月の認知状況を含めた1年間でも認知件数が減少し、検挙率はアップする傾向は変わらなかった。
犯罪罪種別では▽凶悪犯1万123件(同10・9%減)▽知能犯8万4290件(同13・5%減)▽窃盗犯153万4665件(同11・0%減)は減少したが、暴行などの粗暴犯は7万6301件で3・4%増加した。
毎日新聞 2007年1月11日 東京朝刊