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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

いじめ被害3人に1人体験 栗原市教委アンケート

河北新報ニュース


 宮城県栗原市教委は、市内の中学校10校の全学年と、小学校29校の高学年を対象に、昨年12月に実施した「いじめアンケート」の結果をまとめた。児童生徒の3人に1人以上の割合で、「いじめを受けたことがある」と回答している。

 アンケートは無記名で実施。対象は中学生が2137人、小学生は1304人で、回答率は中学生が93.5%、小学生は98.7%だった。

 中学生で「いじめられたことがある」(小学校の時期まで含む)と答えのは36.5%。小学生では38.3%。受けたいじめで最も多かったのは、小中学生とも「冷やかし・悪口」だった。中学生では「無視」、小学生では「仲間はずれ」が次に続く。

 いじめを受けた中学生で、いじめの今の状況が「いつもある」のが1年生で5.7%、2年生は3.6%、3年生は6.0%。「時々ある」も1年生が27.5%、2年生が36.9%、3年生が23.7%で、いじめが継続している実態を浮き彫りにした。

 いじめを受けたり、見たりした小学生のうち、5年生の39.3%、6年生の51.0%は誰にも相談しておらず、問題を独りで抱え込んでいる姿がうかがえる。

 中学生が記述回答したいじめに対する考えでは、「情けない」「相手のことを考えてほしい」「いじめている人は弱い人間」などがある一方、いじめを見たときの対応には「見て見ぬふりをした」「一緒にいじめた」などもあった。

2007年01月22日月曜日
by miya-neta | 2007-01-22 13:24 | 教 育