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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

苦しんだ経験伝えて 大河内君の父親、いじめ相談員に

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 愛知県西尾市で1994年、いじめを苦に自殺した中学2年の大河内清輝君=当時(13)=の父親祥晴(よしはる)さん(60)が、4月から同市教育委員会のいじめ相談員(臨時職員)として採用されることが分かった。

 市教委によると、いじめ相談員(1人)の配置は、新年度からスタートする市のいじめ・不登校対策事業。講演活動などを通じていじめ問題と向き合ってきた祥晴さんに白羽の矢を立て、快諾を得た。

 3月末に自動車部品製造会社を定年退職する祥晴さんは、4月から毎週日曜日の午後1時から5時にかけて同市の伊文公民館内の自立支援教室で、いじめや進路に悩む小中学生や保護者の相談に応じる。平日は週3回程度、学校や家庭に出向いて教職員や子どもらの悩みに答える。

 祥晴さんは「地元で身近な子どもと接する機会をいただけた。いじめだけでなく、何でも気楽に話せる場をつくっていきたい」と抱負を語り、渡辺賢一市教育長は「子どもだけでなく、保護者や教職員にも今までの経験を伝えてほしい」と期待を寄せている。
by miya-neta | 2007-02-16 20:44 | 教 育