「調査に疑問点」遺族が質問状送付 山形・高畠女子生徒自殺
2007年 03月 09日
山形県立高畠高の女子生徒自殺問題で、生徒の遺族は9日、「いじめは確認できなかった、とした県教委の調査結果には疑問点が多々ある」として、県教委に質問書を郵送した。
文書の中で遺族は(1)学校関係者は女子生徒の死をどうとらえ、調査を進めたのか(2)調査結果を精査した結果、県教委(内部)から疑問点は出なかったのか(3)生徒、教諭、学校関係者の証言内容はどうだったのか―などについてただしている。
質問書を送付したことについて遺族は「子どもの存在は生きがいだった。県教委の報告書はわたしたちの思いとは懸け離れている。なぜ、わたしたちが大事な宝を失ったのかを問いたい」とコメントしている。
2007年03月09日金曜日