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by miya-neta

仏大統領選:サルコジ氏の当選確実 ロワイヤル氏破り

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 【パリ福井聡】フランスのシラク大統領(74)の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が6日実施され、即日開票の結果、仏国営テレビ・フランス2によると、右派与党・国民運動連合のサルコジ前内相(52)が左派野党・社会党のロワイヤル元家庭担当相(53)を破って当選を確実にした。

 仏国営テレビ・フランス2が6日午後8時(日本時間7日午前3時)の投票終了直後に報じた開票推計によると、サルコジ氏は得票率53%でロワイヤル氏の46%を上回った。また仏調査機関CSAによると国民の関心の高さを反映して投票率は85.5%に達した。

 経済を中心にグローバル化が進む中、フランスの雇用・国際競争力・アイデンティティーをどう確保するかが選挙戦の争点だった。市場・競争原理に基づく英米型の自由主義経済を志向するサルコジ氏は公務員削減などによる「小さな政府」の実現を呼びかけ、フランス初の女性大統領を目指したロワイヤル氏は「母親」イメージを前面に打ち出し、社会・福祉政策の充実による「弱者への思いやり」を訴えた。

 両氏とも決選投票に向け、第1回投票(4月22日)で3位となり姿を消した中道・フランス民主連合のバイル議長(55)の支持層である中道票の取り込みを図った。サルコジ氏が支持率調査で優位を保つ中、ロワイヤル氏は最終盤、テレビ討論でサルコジ氏を打ち負かしての「逆転勝利」を狙ったが、果たせなかった。

 サルコジ氏は55年1月28日パリ生まれのハンガリー系移民2世。76年、シラク大統領が旗揚げした右派政党「共和国連合」に入党。88年に国民議会(下院)議員に初当選し、93年に38歳の若さで予算相として初入閣した。

 95年の大統領選ではシラク氏の政敵バラデュール元首相を支持。02年以降、内相、財務相を歴任し、04年11月、国民運動連合党首に選出。05年6月~07年3月に内相。治安優先姿勢で知られ、05年秋の暴動では移民系若者を「ごろつき」呼ばわりした。

 欧州政治家きっての親日家で大相撲ファンのシラク氏へのライバル意識から、サルコジ氏は04年初めの中国訪問の際、「相撲は知的スポーツではない」と語り、物議を醸したことがある。

毎日新聞 2007年5月7日 2時21分 (最終更新時間 5月7日 6時48分)
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by miya-neta | 2007-05-07 02:21 | 国 際