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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

統合失調症「いじめと因果関係」=広島地裁

時事通信出版局|教育関連ニュース アーカイブ


2007年05月24日17時26分

 広島市立中学校の2~3年当時、いじめで不登校となり、統合失調症になったとして、元男子生徒(19)と両親が、同級生4人と両親、広島市などを相手に計約2600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、広島地裁の能勢顕男裁判長は24日、「いじめと発症には因果関係がある」として、計約830万円の支払いを命じた。

 能勢裁判長は、いじめが「被害生徒の身体的自由、人格権を侵害した」と指摘。同級生の両親は子への教育や監督を怠り、教師の注意義務違反もあったと述べた。

 判決によると、元生徒は中学2年から同級生4人に嫌がらせを受け始め、3年に進級後は万引きを強要されるなどいじめがエスカレート。2002年6月に不登校になった後、医師から統合失調症と診断された。
 同級生のうち2人は卒業後も元生徒の自宅に来るなどして、「万引きをばらす」と脅した。
 広島市の岡本茂信教育長の話 市の主張が認められず、残念な判決。今後の対応は関係部局と協議の上、検討したい。(了)
by miya-neta | 2007-05-24 17:26