「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

【勿忘草】男性記者の目線だけでは…

話題!のニュース:イザ!


2007/06/21 23:45

 ミス・ユニバース世界大会で優勝した森理世さん(20)が話しているのを見ると、これが日本人なのか、20歳なのかと驚く。

 見た目こそ日本人だが、はきはきと話し、自分の意見をしっかりもっている。帰国会見で「誰よりも準備してきた自信があった。クラウンとサッシュ(たすき)を日本に持ち帰ると決めていた」と、堂々と言い切ったのにはほれぼれした。

 初めて知ったが、ミス・ユニバースは容姿だけでなく、コミュニケーション能力や積極性といった内面も評価の対象だという。そんな内面も高得点だったとはすごい。

 森さん、かなり格好よくないか。こんな女性を、女性陣は好きだと思う。こびない。甘えない。それでいて自分の魅力はしっかり認識していて、アピールする術を知っている。「ルパン3世」の峰不二子に通じる。

 でも、週刊誌の中には「格好いい」というより、「着物の着方がなっていない」「それほどの美人?」と素直に評価しない記事も見られた。そのほかの報道でも、どうも報じられ方に男目線を感じてしまう。

 こんなに自己主張をし、思いを実現させていく女性は、多くの男性にとって「格好いい」というより「恐れ」を感じさせてしまうのだろうか。もっと格好よさをアピールしてくれればいいのに。
 女目線をことさらに強調するのは嫌いだが、現実として男性と女性の見方は違う。

 たとえば、中年男性には関心の的である「メタボリック・シンドローム」。男性記者の妙に実感がこもっている記事を読むと、「病気の心配をするまで太るな。医療費もかかるのに」と思ってしまう。定年後の田舎暮らしをただ肯定的にとらえている記事には「奥さんは大変だな。だんなさんについていくのかしら?」。

 根がアマノジャクなので、「女性はみんなこう思う」と普遍化するのは危険と承知しているが、圧倒的多数の男性記者の目線だけでは、どうも納得できかねる場合がある。

 だからといって、見方の違いが嫌なわけではない。こんな記事は、「フーン、こういう見方をするんだ」と“男性”を学ぶいい機会になっている。
(小川記代子)
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by miya-neta | 2007-06-25 17:21 | 女 性