「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

【主張】閣僚発言 国益を損なう事態に懸念

コラむ‐オピニオンニュース:イザ!


2007/01/31 05:10

トラックバックURL: http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/37180/TrackBack/

 安倍内閣のたがは外れてしまったのではないか。そう思いたくもなるほど閣僚らの問題発言が続いている。

 安倍晋三首相は30日の閣僚懇談会で「改めて各閣僚は発言には十分意を用いてほしい」と注意を促した。

 だが、事態は深刻であり、懸念を示さざるを得ない。問題発言が国益を損なう事態になっているからだ。首相はこうした状況を放置することなく、更迭を含め強い指導力を発揮する時期にきている。

 問題になっているのは柳沢伯夫厚生労働相らの発言だ。柳沢厚労相は27日の講演で、少子化対策に関し「(女性という)産む機械、装置の数は決まっているから、あとはひとり頭で頑張ってもらうしかない」などと述べ、後に陳謝した。だが、「日ごろ考えている経済との類似の例えで説明しようと思った」などとも釈明していた。あまりに不適切な発言であり、国民の常識とのずれには驚くばかりだ。

 一方、自民党三役ですら「日米同盟の信頼関係を損なう」(中川昭一政調会長)と問題視せざるを得なくなっているのが久間章生防衛相だ。

 久間防衛相はイラク戦争に踏み切ったブッシュ大統領の判断は間違いと批判したうえ、米軍普天間飛行場の移設問題でも「偉そうなことを言ってくれるな」などと米側の対応を批判する発言を繰り返している。

 大統領批判に対し、米側は不快感を表明した。日本側が1月開催を模索していた日米安保協議委員会(2+2)についても米政府当局者は「開催する状況ではない」と説明している。

 防衛相は就任後、安全保障問題で安倍首相の意向と異なる発言を続けてきた。米国向け弾道ミサイルの迎撃についても、首相が集団的自衛権との関連で研究する必要があると言及したのに対し、防衛相は否定した。

 防衛相が日米の同盟関係を軽んじたとは思いたくないが、日本の平和と安全の命綱である日米安保体制は結果として弱体化してしまっている。これは由々しき事態である。

 FNNが27、28の両日実施した世論調査で、首相の指導力を「評価しない」が61%で、「評価する」16%を上回った。閣内の不統一を黙認していては内閣の命運は絶たれかねない。



関連ニュース01/30 11:27 普天間飛行場移設問題で、安倍首相が久...
01/30 00:08 閣僚相次ぐ「問題発言」「チーム安倍」...
01/28 00:18 久間氏、再び米を批判「普天間問題 偉...
01/29 12:26 首相が厚労相に厳重注意 「産む機械」...
01/28 01:22 久間発言で米政府が不快感「安保協委を...
[PR]
by miya-neta | 2007-07-04 22:54 | 政 治