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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

校外自殺にも見舞金支給へ 文科省 いじめ苦なら

asahi.com:社会


2007年07月06日06時36分

 文部科学省は、子どもがいじめを苦に学校外で自殺した場合、これまで支給しなかった死亡見舞金を支出することを決めた。制度を運営する日本スポーツ振興センターに関する省令を6日付で改正し、過去2年間の事例にさかのぼり適用する。

 最高で2800万円支払われる死亡見舞金は「学校の管理下において発生した事故に起因する死亡」などに支給されてきた。省令を「学校の管理下において発生した事件」と改正し、自殺した場所が校外でも、原因が校内でのいじめであれば適用できるようにする。

 自殺が発生した場合、学校が第三者の意見も聞いて、いじめの有無や、何が自殺の主たる原因だったのかを判断してセンターに報告。センターが支給の適否を決定する。

 この問題をめぐっては、愛媛県今治市で06年8月に中学1年の堀本弘士君がいじめを苦にする遺書を残して学校近くで自殺したが、センターは「学校管理下でない」として今年4月、不支給を決定した。また、福岡県筑前町で中学2年の森啓祐君が昨年10月にいじめを苦に自宅敷地内で自殺したことをめぐっても、遺族の代理人が支給を求める意見書をセンターに提出している。

 いずれも、新しい規定の適用対象。文科省はこうした動きも改正のきっかけになったとしている。
by miya-neta | 2007-07-06 06:36 | 教 育