自民党:麻生氏、民主との調整重視する考え 新三役会見
2007年 08月 27日
就任会見をする麻生太郎自民党幹事長=自民党本部で27日午前11時34分、木葉健二撮影
自民党の麻生太郎幹事長ら新三役は27日午前、党本部で会見した。麻生氏は参院で与野党が逆転した国会について「政党間協議でゼロかイチではない話を詰めていく努力が必要」と述べ、民主党などとの調整を重視する考えを示した。
党運営については「(自民党を)ぶっ壊すと言った人(小泉純一郎前首相)を選び、事実ぶっ壊された。ぶっ壊された後の自民党をどう立て直すのかが三役に与えられた仕事」と語り、小泉氏を批判しながら党再生に取り組む姿勢を強調した。
三役がいずれも小派閥、無派閥の出身であることに関しては「心配しているかといえば、していない。(三役の仕事は)派閥をバックにやる仕事ではない。自民党の国会議員を束ねるのが仕事で、公明正大にやっていきたい」と語った。
毎日新聞 2007年8月27日 12時09分 (最終更新時間 8月27日 13時47分)