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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

交通渋滞で年間38時間を無駄に 米国通勤事情

CNN.co.jp : ビジネス


2007.09.19
Web posted at: 19:23 JST- CNN/AP

ワシントン──車で通勤する米国人は、交通渋滞のためにひとり当たり年間38時間を無駄にしていることがわかった。米交通関連調査会社大手のテキサス運輸研究所(TTI)が、18日に調査報告を発表した。損失額は、782億ドル(約9兆円)に達するという。

TTIは米国の大都市85の交通状況について調査を実施した。

その結果、2005年の米国人は、交通渋滞で42億時間の遅れを経験し、前年の40億時間から大幅に遅れているという。

これをドライバー1人当たりに換算すると年間38時間となり、ほぼ1週間の労働時間に匹敵するという。

また、渋滞により29億ガロンの燃料が無駄に使われており、遅れた時間や無駄になった燃料による損失額は、およそ782億ドルと試算している。

都市別に見ると、もっとも渋滞がひどかったのはカリフォルニア州ロサンゼルスで、ドライバー1人当たり年間72時間を無駄にしている。

続いて、カリフォルニア州サンフランシスコ、首都ワシントン、ジョージア州アトランタが、1人あたり年間60時間を無駄にしていた。テキサス州ダラスでは58時間、同ヒューストンでは56時間だった。

このうち、ジョージア州アトランタは、前年の70時間から60時間へ、大幅に改善された。

一方、渋滞にあまり影響されていないのは、ワシントン州スポケーンとテキサス州ブラウンズビルで、ともにドライバー1人あたり年間8時間だった。

続いてテキサス州コーパス・クリスティとアーカンソー州アンカレッジの10時間、テキサス州ボーモントの11時間だった。

TTIは報告で、現状分析を述べると同時に、無駄をなくすためにも、道路の増設や拡幅、詳しい渋滞情報の提供など、渋滞解消についての提案を打ち出している。
by miya-neta | 2007-09-19 19:23 | 経 済