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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

英国でも「ネットいじめ」が問題、政府がいじめ撲滅キャンペーンを展開

国際ニュース : AFPBB News


【2007年9月22日 AFP】英国政府は21日、児童や教職員に対するパソコンや携帯電話を用いた「ネットいじめ」撲滅に向け、キャンペーンを開始した。

 教職員組合も賛同している同キャンペーンは、児童・学校・家庭担当省の調査結果を受けて策定された。同省の調査によれば、12-15歳の児童の34%が何らかのかたちで「ネットいじめ」の被害にあっているという。

 教職員組合も、組合員ならびにそのほかの学校職員が、悪意のある電子メールを受け取ったり、ネット上で不快感を与える映像を公開されたりした経験があるとの報告をしている。それによれば、過去1年間でそうした「ネットいじめ」の被害にあった職員は5人に1人に上る。

 エド・ボールズ(Ed Balls)児童・学校・家庭担当相は、「時や場所を問わず、しかも匿名性を保てる『ネットいじめ』は、極めて陰湿であり、被害者に多大なるストレスを与える」として、いかなる「ネットいじめ」も容認できないとの姿勢を示した。

「ネットいじめ」撲滅キャンペーンには、「悪意のある電子メールには対応しない」「証拠データを保存して報告する」「パスワードを人に明かさない」「携帯電話の番号やそのほかの個人データを容易に人に明かさない」など、いじめを受ける危険性を最小限に食い止めるためのさまざまな対策が盛り込まれている。

 策定に当たっては、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手のベボ(Bebo)、マイスペース(MySpace)、ユーチューブ(YouTube)、携帯電話会社、「ネットいじめ専門家」などからの助言を受けたという。

 国内最大の教職員組合である「National Association of Schoolmasters Union of Women Teachers(NASUWT)」は現在、携帯電話を「危険物」として指定し、校内での使用を禁止するよう呼びかけている。また、「教職員の氏名を無断でウェブ上に記載する」「携帯電話番号や電子メールアドレスの公開を教職員に義務づける」といった、「ネットいじめ」につながりうる行為・ルールに対する法規制も求めている。(c)AFP
by miya-neta | 2007-09-22 10:09 | 教 育