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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

初の保護者会「誠意感じない」と紛糾 神戸・高3自殺

神戸新聞


2007/09/29

 神戸市内の私立高校で自殺した男子生徒=当時(18)=が金品を要求されていた事件で、学校側が二十八日、同級生の逮捕後初めて保護者を対象に説明会を開いた。学校側は、男子生徒へのいじめを見抜けなかったことをあらためて陳謝した。

 同校や保護者によると、中学高校の保護者約千人が参加。学校側はB5判の紙を配り、経過や再発防止策を説明するとともに、校長が「衝撃的な事件で、遺族や保護者の方々に多大な迷惑、ご心労をかけ申し訳ない」と謝罪したという。

 質疑応答で、保護者が「いじめのシグナルに気づけなかったのは教師が甘いからだ」「本当にこの学校に子どもを託していいのか」と学校側の姿勢をただした。予約制のカウンセリングを増やすとの再発防止策についても「相談しにくいのでは」と疑問の声が出た。学校側が質問を打ち切ろうとして保護者が反発するなど紛糾し、説明会は予定の一時間を大幅に超え、四時間以上に及んだ。

 高校三年生の生徒の母親は「校長の話し方が淡々とし過ぎて学校側の態度に誠意が感じられない。一人の生徒が亡くなっているという認識が足りない。保護者と学校の温度差を感じた」と話した。
by miya-neta | 2007-09-29 11:23 | 教 育