高3自殺、逮捕少年の弁護人「恐喝未遂不成立」と上申書
2007年 10月 03日
2007年10月03日
神戸市須磨区の私立高校で3年生の男子生徒(当時18)が飛び降り自殺した事件で、9月17日に恐喝未遂容疑で最初に逮捕された少年(17)=兵庫県西宮市=の弁護人が2日、神戸地検に「恐喝未遂罪は成立しない」とする上申書を提出した。上申書の提出は9月25日に続いて2回目。
今回の上申書によると、生徒は自殺した当日の7月3日朝、学校でクラスの友人に遺書を書いたことを明かし、「あいつら(逮捕少年らフットサル仲間)には迷惑をかけないよう遺書に名前を出さないようにした」と、話したという。担任教諭が友人にこの発言を確認したという。弁護人は「生徒が恐喝されていたら少年を気遣う発言をするはずがない」としている。
少年は容疑を否認している。