市教育長、教頭、担任を訓告 北広島市教委 いじめ問題で処分
2007年 10月 11日
(2007/10/11 09:18)
【北広島】北広島市の東部中のいじめ問題で同市教委は十日夜、緊急の教育委員会を開き、白崎三千年(みちとし)教育長と同中の教頭、学級担任を「訓告」に、学年主任を「口頭注意」の訓戒とすることを決めた。訓戒は地方公務員法に基づく懲戒処分に至らない行政的な措置。
村山邦彦教育委員長は委員会終了後の取材に対し、「学校の対応の遅さ、不適切さが問題の長期化を招いた。市教委事務局や教育委員会も学校への指導が不十分だった」との見解を示した。
白崎教育長も「自身に対する処分を重く受け止める。関係する生徒にもおわびしたい」とした。自身が懲戒処分にならなかったことについては「市の懲罰委員会に処分内容を諮った結果。自分では軽重は言えない」と述べた。