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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

いじめ克服へ思い新た 瑞浪中の女子生徒自殺から丸1年

中日新聞:社会(CHUNICHI Web)


2007年10月24日 朝刊

 岐阜県瑞浪市の瑞浪中学校二年の女子生徒=当時(14)=が、部活動でのいじめを苦に自殺してから丸一年の二十三日、同校で「思いやり集会」と名付けた追悼集会が開かれた。全校生徒約四百五十人が黙とうして女子生徒を悼むとともに、いじめ克服の取り組みに思いを新たにした。今後、毎年十月二十三日を「思いやりの日」とし、集会を開くことで、女子生徒の死を語り継いでいく。

 今春、瑞浪小校長から瑞浪中に赴任した林達夫校長は「私たち職員も反省しなければならない。亡くなった女子生徒のサインに気付いてあげられなかった。もっとうまく相談に乗ってあげていたらと、深く反省しています」と述べた上で「いじめ発見には、本人だけでなく、仲間からの訴えが非常に重要。仲間の気持ちをくみ取って行動し、笑顔あふれる学校を実現しよう」と呼び掛けた。

 部活動で「うざい」「キモイ」といった言葉を浴びたり、至近距離でわざと強いボールを投げつけられるなどしたことが女子生徒の心を傷つけ、自殺につながったとして、同校では生徒会を中心に「思いやりのある温かい言動を心がける」取り組みを進めている。集会では、生徒会が全校生徒から集めてまとめた「思いやりのある言葉」が発表された。集会は、同級生が卒業を前にした来年二月にも予定している。
by miya-neta | 2007-10-24 08:19 | 教 育