給食費など288万円を横領か、大阪の小学校職員を免職
2007年 10月 29日
2007年10月29日
大阪市教育委員会は29日、保護者から集めた給食費など計288万円を横領したとして、市立小学校の女性事務職員(25)を懲戒免職処分にした。また、管理責任を問い、校長と教頭を減給処分に、前教頭を文書訓告にした。事務職員は全額を弁済したという。
市教委によると、事務職員は教職員親睦(しんぼく)会の会計を担当していた06年度、143万円を横領。親睦会が開いた歓送迎会の支払金が不足したことから、今年7月と8月に、林間学校のための積立金や給食費計145万円を横領した。9月に実施した学校の会計検査で預金通帳に不自然な出金が見つかり発覚した。事務職員は買い物などで借金を抱え、横領した金はカードローンなどの返済に充てたという。