自民議員16人が「頑張る学校 応援団」
2007年 11月 04日
自民党の遠藤利明衆院議員など同党の文教族ら16人が、2008年度予算編成での十分な教育予算確保を目指し、「頑張る学校 応援団」を発足させる。6日に党本部で初会合を開く。
文部科学省は来年度予算の概算要求で、改正学校教育法で新たに配置する主幹教諭など計7121人の増員に167億円を盛り込んだ。
だが、公立小・中学校の教職員数は、昨年6月に施行された行政改革推進法で削減が定められている。このため、財務省は猛反発。今後、文科、財務両省間で年末に向けた激しい予算折衝が予想される。“応援団”の発足は文科省にとって心強い味方になりそうだ。
発起人の一人、松野博一衆院議員は「財政改革も重要だが、教育改革という未来への投資も必要だ」と教育予算確保の重要性を強調している。
(2007年11月4日10時16分 読売新聞)