いじめ自殺に名大付属高生 文科省認める
2007年 11月 19日
2007.11.19 20:21
文部科学省が15日に公表した「いじめ調査」で、自殺した児童生徒のうち、いじめを受けたことが判明している6人の中に、名古屋大教育学部付属高校の女子生徒=当時(17)=が含まれていたことを19日、文部科学省が認めた。
文科省などによると、生徒は1年生だった平成16年秋ごろから不登校となり、保護者から高校に「同級生からいじめを受けている」と連絡があった。同校では継続的に対応してきたが、女子生徒は昨年8月、飛び降り自殺した。
文科省では「生徒自ら命を絶ったことは残念。二度と起きないよう国立大付属校にもしっかり指導していきたい」としている。