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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

「いじめ原因」父親強調 山形・高畠高2自殺

河北新報ニュース


 山形県立高畠高(高畠町)で昨年11月22日、飛び降り自殺した2年生の女子生徒の一周忌法要が23日、米沢市の寺院で営まれた。生徒の父親の渋谷登喜男さん(55)は法要後、自分と長女美穂さん=当時(16)=の実名、美穂さんの携帯電話に残された遺書の一部を公開した上で、「自殺の原因はいじめであったことを分かってほしい」と訴えた。

 渋谷さんは実名と遺書の公開について「遺族の発言に説得力を持たせたい」「何を根拠に県教委に再調査を求めているかを世間の人たちに分かってほしかった」と説明した。

 遺書の中で美穂さんは、クラスの「皆へ」と題し、「これで満足? 皆が言った暴言痛かった、いつも泣きたかった」「今回のイジメでやっと理解した。うぅん、理解させられた。わたしは皆に不快な思いしか与えられないんだってこと」などと記述。「あなたが言った通りだよ。『死んだほうがいい』 死は漠然としているから怖いけど、生きているより怖くないです」とも書いていた。

 渋谷さんは「いじめはなかった」とした県教委の報告書については「納得できる内容ではない」と批判。「クラスメートを対象に県教委が行った個別調査の、固有名詞を含めた全面公開を求めたい」と話した。

 高畠高の山田陽介校長は23日夜、「学校は遺書の内容に沿った形で調査し、結果として、いじめの事実は確認されなかった。(遺書の指摘が)全く心外としか思えない生徒も多くいるはずだ。遺書は根拠の見えないものと考えている」との見解を示した。山形地方法務局が人権侵害の疑いで調査しており、県教委は調査結果を待つ考えだ。

2007年11月23日金曜日
by miya-neta | 2007-11-23 09:09 | 教 育