良い、悪いは親が教育を 八名さんがいじめ語る
2007年 12月 09日
2007年12月09日 09:48
ユーモアを交えながら講演する八名信夫さん=養老町石畑、町民会館
人権週間(4―10日)に合わせ、養老町主催の人権擁護推進大会が8日、同町石畑の町民会館で開かれ、俳優の八名信夫さんが「誰にだってその人の『華』がある」と題して講演した。人権擁護委員や学校関係者ら約300人がユーモアを交えた話に耳を傾けた。
八名さんはプロ野球界をけがで引退後、俳優の道に進んだ経緯や、乗馬の経験もないのに馬に乗って鉄砲を撃つ役を任されたことなど、俳優になりたてのころの苦労話を冗談を交えながら紹介。
人権にまつわる話では、携帯電話でのいじめについて言及し「俳優の立場から言って、テレビの影響が大きい。良い、悪いをしっかりと親の立場から教育して」と呼び掛けた。
講演に先立ち、町内の小中学生4人が人権をテーマに意見発表した。