「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

「また米兵か」憤る沖縄 少女、携帯でSOS

asahi.com: 社会


2008年02月12日12時53分

 沖縄でまた、少女が被害に遭う事件が起きた。強姦(ごうかん)容疑で沖縄県警に逮捕された米海兵隊員は「送ってあげる」と14歳の少女を安心させ、車内で乱暴したという。少女が声をかけられたのは、県内で那覇市に次いで人口が多い沖縄市の中心部。過去に多くの事件が起きた基地の街でもある。95年の海兵隊員らによる少女暴行事件から13年。沖縄で再び、怒りが広がった。  

 「家まで送ってもらうから」。少女がそう言い残して、タイロン・ルーサー・ハドナット容疑者(38)のバイクに乗ったのは、嘉手納(かでな)基地のゲートから約500メートル東の沖縄市の胡屋(ごや)十字路付近だった。

 英語の看板を掲げた飲食店や衣料品店が立ち並び、週末の夜には多くの米兵でにぎわう街だ。近くの商店主は「米兵が日本人の女性に声をかけていても、気にも留めない」と言う。

 沖縄署によると、その50分後、少女は友人に携帯で泣き声で助けを求めてきた。「どうした」と尋ねると、「外国人に連れて行かれた」「どこにいるのか分からない」。「やばい。外国人が戻ってきた」という言葉を最後に、応答がなくなった。

 その後もつなぎっぱなしにした電話からは、大音量の音楽とともに「シャラップ(黙れ)」という男の声、少女の泣き声が聞こえてきた。

 その時間帯、少女が連れ込まれた容疑者宅は、北中城村(きたなかぐすくそん)の高台にある一軒家。周囲の住宅街には街灯もほとんどない。少女は歩いて逃げ出したが、すぐに容疑者に追いつかれ、ワゴン車に乗せられた。

 移動中も車から降りようとしたが、逃げられなかった。北谷町(ちゃたんちょう)にさしかかった時、少女は逃げるために「ここで友達と待ち合わせしている」とうそをついた。

 沖縄本島を南北に貫く国道58号を挟んで、米軍基地の反対側。近くには米兵が集まる店もあるが、容疑者は薄暗く、人通りも少ない住宅街の裏通りに車を止めたという。

 事件が起きた一帯は、沖縄でも米軍基地が最も集中する地域だ。沖縄市内の女子中学生(13)は「こんな近くで事件が起きたのを知り、急に怖くなった」。市内の女性(19)も「いつまでたっても事件がなくならない。米軍は出て行ってほしい」と憤った。

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b0067585_1125624.jpg 被害者の少女が最初に声をかけられた沖縄市の東門美津子市長、暴行現場となった北谷町の野国昌春町長は12日午前、在沖縄米海兵隊基地司令部があるキャンプ瑞慶覧(ずけらん)を訪れ、事件に抗議した。

 東門市長は11日午前、沖縄署で事件について説明を受けた。その後、報道陣に対し、「95年の事件を思わせ、かなりショックだ。『これから』という子どもがこういう目に遭うことは許されないし、憤りしか感じない。とにかく、どうにかしてほしい」と強い口調で述べた。

 野国町長も同日、取材に対して「現場は閑静な住宅街の路上で、県内どこでも起きうる事件ということだ。抗議や要請だけでなく、どういう対策をしたのか報告を求めないと、この種の事件は繰り返される」と語った。

    ◇

 沖縄の市民団体も怒りの声を上げた。「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の高里鈴代・共同代表は「少女は市民が普通に生活している場所から誘い出されて被害に遭った。男は少女を信用させるような言動をしたのだろう。これでは、住民が安心して生活できない」と憤る。

 高里氏によると、在沖縄米海兵隊は04年6月以降、犯罪防止のために21歳未満の若年兵の夜間外出を制限しているが、今回の容疑者は38歳で、基地外に住んでいた。高里氏は「外出規制は全員を対象とすべきだし、基地外の居住にも何らかの規制をかけるべきだ。何よりも兵隊の絶対数を減らすのが第一だ」と話す。

 沖縄平和運動センターは12日午後6時から、在沖縄米海兵隊司令部があるキャンプ瑞慶覧前で、抗議集会を開く予定だ。


b0067585_1121387.jpg米海兵隊員が女子中学生を暴行したとみられる現場付近。人通りは少ない=11日午後、沖縄県北谷町北前1丁目で


b0067585_1122443.jpg女子中学生が米兵に声をかけられたのは複合商業施設「ミュージックタウン」前の歩道だという=11日午後、沖縄県沖縄市で


b0067585_1123543.jpg逮捕されたハドナット容疑者宅に入る沖縄県警の捜査員ら=11日午後7時29分、沖縄県北中城村で


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by miya-neta | 2008-02-12 12:53 | 政 治