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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

いじめ体験冊子に シティエフエムぎふ・Makyさん

岐阜 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


「分かりやすい教材を」

いじめ体験冊子に シティエフエムぎふ・Makyさん_b0067585_851648.jpg冊子を手にいじめ根絶を訴えるMakyさん

 岐阜市のコミュニティーFM放送局「シティエフエムぎふ」で、プロレス団体「ZERO1―MAX(ゼロワンマックス)」(東京)の応援番組を担当しているMaky(マッキー)=本名・柚原(ゆはら)真紀=さんが、いじめに遭った体験談をつづった冊子「学校なんて 行きたくない」を発行した。ZERO1―MAXが「いじめ撲滅 元気創造」をスローガンに掲げ、全国で試合をしているのに合わせて執筆した。

 ZERO1―MAXのレスラーたちは試合前、リング上から「いじめは弱い者いじめ。絶対にいけない」と観客に訴える。しかし、子供たちに分かりやすい教材がなかったため、プロレスラジオ番組「めっちゃZERO1―MAX」(毎週金曜午後5時35分~)のパーソナリティーで、レスラーとも親交の深いMakyさんが冊子を作ることになった。

 Makyさんは小学5年の時、給食の揚げパンを机の中に忘れたことを発端に、いじめを受けるようになった。冊子では、「汚い」と悪口を浴びせられ、机を倒されたり、突き飛ばされたりした苦い経験を包み隠さず紹介した。子供たちが読みやすいよう、漢字すべてにふりがなをつけた。

 Makyさんは「子供たちに、いじめの怖さ、つらさを分かってもらおうと、ありのままを書いた。大人になって落ち着いた今だからこそ書ける話だが、当時は死ぬほどつらかった」と打ち明ける。

 シティエフエムぎふの村瀬恒治社長は「学校の教材としても活用してほしい」と話している。冊子の問い合わせはシティエフエムぎふ(058・266・7850)へ。

(2008年4月9日 読売新聞)

※同記事
いじめ体験 冊子に 根絶を訴えるプロレス団体応援番組担当
by miya-neta | 2008-04-09 08:02 | 教 育