いじめ撲滅:仙台の小中学生、「ゼロ月間」を前に誓う /宮城
2008年 10月 30日
11月の「仙台まもらいだー・いじめゼロキャンペーン月間」を前に、仙台市泉区の市立南光台小児童4人と南光台中生徒4人が29日、仙台市役所で記者会見し、いじめをなくすための活動に主体的に取り組むことを誓った。
学級活動や道徳の授業を通じて「いじめをしない、させない、許さない」意識を高めることを目的に、昨年度から市教委が市立の全小中学校と特別支援学校で開始した。期間は11月1~30日。
この日、キャンペーンキャラクターの「仙台まもらいだー」と「仙台いじめんだー」とともに会見に臨んだ8人は、緊張した面持ちで活動概要を説明。同小6年の高橋奈々さん(12)は「いじめを注意してあげたり、ポスターや放送でいじめ防止を呼び掛けたい」、同中2年で生徒会長の千葉あすかさん(14)は「すべての学校からいじめがなくなるよう、一生懸命取り組みたい」と話した。【鈴木一也】
毎日新聞 2008年10月30日 地方版