「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

カテゴリ:未分類( 144 )

山梨日日新聞から


2009年04月10日(金)

富士吉田へ故羽田弁護士が寄付

 昨年10月に亡くなった富士吉田市出身の弁護士・羽田辰男さん(享年80歳)から同市に1億6500万円余りの寄付金が届いた。羽田さんは「子どもたちの教育振興に使ってほしい」と古里への寄付を続け、善意の合計は3億円を超える。市教委は「遺志に応えるため有効に活用したい」としている。

 市教委によると、先月30日、羽田さんの遺言書を管理している弁護士から遺言に基づき寄付の申し出があり、今月3日に1億6516万6745円が振り込まれた。

 羽田さんは同市小明見出身で、岐阜市内で生活していた。1990年に2000万円、2000年に2000万円を寄付。羽田さんの地元・明見地区の小中学校の図書購入費に充てられた。さらに2007年度に1億円の寄付があり、市内の子どもの読書推進や学校・市立図書館の資料整備などに運用している。

 市教委によると、生前の羽田さんは人前に出て感謝状を受け取ることなどを拒み、「暮らしは低く、思いは高く」との信念で、弁護士報酬をためては市や岐阜市に寄付していたという。

 富士吉田市教委は「古里の将来を担う子どもたちの教育を常に気にしてくれていた。使い方は十分に検討したい」としている。
[PR]
by miya-neta | 2009-04-10 10:51
時事ドットコム


 【ニューヨーク11日時事】ブッシュ米大統領は11日、ニューヨークの港に係留されている退役空母「イントレピッド」艦上でベテランズデー(退役軍人の日)の演説に臨み、来年1月に退任したら「(自分が)軍服を着た素晴らしい男女の最高司令官でないことを寂しく思うだろう」と一足早く軍関係者らに「お別れ」を告げた。
 同大統領は「この船は憎悪と恐怖の勢力に対する新たな戦いの始まりの瞬間、最前線にあった」と述べ、イントレピッドが米同時テロの救援活動の拠点として用いられた事実を紹介。ただ、イラク駐留などの軍事政策には触れなかった。

(2008/11/12-07:45)
[PR]
by miya-neta | 2008-11-12 07:45
西日本新聞


2008年9月26日 00:03

 大分県の教員採用汚職事件で、収賄罪に問われた元県教委教育審議監二宮政人被告(62)の公判が25日、大分地裁(宮本孝文裁判長)であり、検察側は「採用試験の合否決定をゆがめ、社会の信頼を損なわせる悪質な行為」として、懲役1年6月、追徴金100万円を求刑して結審した。判決は11月6日。

 論告で検察側は「県教委では組織ぐるみの不正が常態化していた。教育行政の信頼に打撃を与え、責任は重大だ」と指摘。弁護側は最終弁論で「背景に県教委の口利き体質があった。長年の悪弊をすべて被告人にかぶせるべきではない」と情状酌量を求めた。

 被告人質問で二宮被告は、教職員第1課長(現義務教育課長)だった2002年と03年に、小中学校教員採用試験で、自分と当時教育次長だった元大分大教授(64)に、それぞれ約50人ずつの合格依頼があり、リストを人事担当者に渡したと供述。二宮被告は県議や市町村教育長、県教育事務所長らからの依頼について「特に目をかけてほしい」との意味で丸印を付けていたという。

 また、二宮被告は07年度小学校教員採用試験で当時の深田秀生・県教育長(61)、教育次長だった元大分大教授、二宮被告自身、教育審議監の富松哲博容疑者(60)=収賄容疑で逮捕=の計4人が関与した4種類の口利きリストが富松容疑者のフロッピーに保存されていた、と県警の取り調べの際に聞いたことを明らかにした。

 一方、宮本裁判長は弁護側が裁判所に開示を命じるように求めていた口利きリストについて認めないとの判断を示した。

=2008/09/26付 西日本新聞朝刊=
[PR]
by miya-neta | 2008-09-26 00:03
生活 : 北陸発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)



Q 学校に行きたがらない 中学2年生の娘が、なかなか学校へ行こうとしません。友達関係で、いじめがあったようです。私も昔、同じような目に遭い、乗り越えてきた経験があるので、「あなたにもできないはずはない」と励ましていますが、聞こうとしません。どうすればいいでしょうか。

A つらい気持ちを理解することが大切

真生会富山病院心療内科部長 明橋大二さん

 お母さんも、そういうつらい経験をされて、そこを乗り越えて、子どもを中学まで育て上げられたこと、本当によく頑張ってこられたと思います。

 自分ができたことなのに、どうして、この子にできないのか、と、いらだつ気持ちはよく分かります。

 しかし、いじめは、本当にとてもつらいことです。経験されたお母さんがだれよりもよく知っていると思います。いじめが、エスカレートすると、命の危険さえ感じることがあります。場合によっては、学校へ行けなくなるのも、当然だ、ということが実際あります。

 子どもが、それを乗り越えることができず、学校へ行けなくなったのは、きっとそれだけの理由があったのだと思います。お母さんの経験談で、励まされ、それで行けるようになる子もいると思いますが、あまり言っても効き目がない場合は、きっと、それだけのつらさがあったのだと一度、認めてしまってはどうでしょうか。

 「自分も頑張って乗り越えたのに、どうしておまえは」でなくて、「よっぽどつらいことがあったんだね。お母さんも、考えてみたら、あの時とってもつらかった。おまえの気持ちはよく分かるよ」とだけ言ってみたらどうでしょうか。

 学校に行く行かないではなく、まず、そのつらさをお母さんに分かってもらうことを、子どもは今、最も必要としているかもしれません。

(2008年5月25日 読売新聞)

明橋大二氏
真生会富山病院心療内科部長、小学校スクールカウンセラー、児童相談所嘱託医。著書に「なぜ生きる」(共著)、「子育てハッピーアドバイス」などがある。

[PR]
by miya-neta | 2008-05-25 08:51
『週刊ダイヤモンド』特別レポート|ダイヤモンド・オンライン


2008年04月16日 週刊ダイヤモンド編集部

「新しい学力観」に基づく学習指導要領が施行されたのは1992年。このとき小学校6年生だった世代は、すでに27歳になっている。また、今の22歳は、小学校1年生からこの新学力観にどっぷり浸った世代。今後は、こうした“ゆとり世代”が続々と社会に出てくる。

 ゆとり教育はこれまで、もっぱら「教育問題」として語られてきたが、これからは「社会問題」となるのだ。

 ゆとり教育の問題として、学習内容の削減による学力不安があるが、知識量が足りないだけなら、後から詰め込めばなんとかなる。真の問題は、「個性尊重の名の下、『やりたいことだけをやればいい』と育てられてきたところにある」と、立命館小学校副校長の陰山英男氏は指摘する。

 教育の現場でひと足先にゆとり世代と向き合っている陰山氏によると、この世代の特徴は3つあるという。

(1)周囲の人間や社会に対する不平不満、批判が多く、問題を人や社会のせいにしがち
(2)「物事はうまくいって当たり前」と考えるため、少しでもうまくい かないと自信を失ってしまう
(3)それでいて、「このダメダメな状況を一気に解決する夢のような方法がどこかにある」と信じている

 もちろん、こうしたメンタリティがプラスに働く面はある。社会に対する不満や批判精神から、積極的にそれを正す行動に出るのは、昨今の若い世代の特徴だ。


 環境や福祉、教育など社会的な課題の解決を目的に起業する「社会起業家」を目指す若者を支援するNPO法人ETICの宮城治男代表は、「若い世代の考える幸せの尺度がかつてと違ってきている。自分にとって価値のある仕事をしたい、それが既存の社会にないなら自ら起こしたいと考える若者は、特に高学歴の学生のあいだで確実に増えている」と語る。

 寄らば大樹の陰で大企業を目指すでもなく、一獲千金を夢見て起業を志すわけでもなく、若者たちがただ自分の生き甲斐を求めて社会起業に関心を向けているという事実は、教育の成果の一つといえよう。

 しかし、そんな彼らの弱点も、やはり彼ら特有のものだ。

「インターネットの影響もあり、批判の意識は強く、起業したい分野についてイメージも知識も十分あるのだが、それを現実につなげていくためのステップを踏む力がない。

 また、多分に自分中心的で、“他者との関係の中での自分”となると途端に想像力を欠く。他者へのリスペクトの念が薄く、なにかしてもらってもそれが当たり前。信じがたいほど偉そうで恩知らずな行動も見受けられる。

 さらに、うまくいかないという現実からはい上がっていく強(したた)かさもなく、一気に折れてしまい、リセットボタンを押して逃げてしまう傾向もある」と、宮城代表は冷静に分析する。その観察結果は、先の陰山氏のそれとかなり重なっている。

 既存の社会にやりたいことを見つけられない若者たちは、一方でニートや引きこもりという社会現象を引き起こしている。生意気な行動派とともに、扱いが多少厄介なゆとり世代をうまく導いていくのも、おとなの務めといえそうだ。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 深澤献)
[PR]
by miya-neta | 2008-04-18 09:23
河北新報ニュース


 文部科学省は8日、全国学力テストの結果や学習指導要領の改定などを特集した2007年度文部科学白書を公表した。
 白書は冒頭で、改正された教育基本法や学校教育法などの内容を紹介。昨年、43年ぶりに実施した全国学力テストの結果を示し「学校の決まりを守る児童生徒の方が正答率が高い傾向」との“分析”も示した。
 小中学校の授業時間数を増やした改定学習指導要領については、中教審の答申を中心に7ページにわたって解説した。
 このほか京大の山中伸弥教授による世界初の万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」作製や、ハイビジョンカメラで月面撮影に成功した月周回衛星「かぐや」の成果もトピックスで紹介。
 一方、道徳の教科化などの提言で論議を呼んだ教育再生会議は、わずか半ページのコラムで扱っただけ。沖縄県民の反発を引き起こした沖縄戦集団自決をめぐる教科書検定問題については「検定結果の公表後、さまざまな意見が寄せられた」と訂正申請を認めた事実関係だけを記述。

2008年04月08日火曜日
[PR]
by miya-neta | 2008-04-08 07:00
アメリカ大使館 AMERICAN VIEW - SPRING 2008


2008年2月22日取材

b0067585_2312139.jpgドロシー・エスペラージュ
1997年にインディアナ大学でカウンセリング心理学の博士号を取得。いじめと青少年の攻撃性、青年期および若年成人の摂食障害、慢性疾患をわずらう子どもを持つ家族の心理社会的適応など、健康に関連した行動に関する研究がある。


 学校でのいじめは、日米共通の大きな社会問題となっています。両国がそれぞれいじめを防止する方法を模索する中、米国国務省の招きで2月に米国のいじめ問題の専門家ドロシー・エスペラージュ博士が、日本と韓国でこの問題の現状と解決策について講演しました。今回は、エスペラージュ博士とのインタビューを掲載します。

問:いじめの研究に興味を持った経緯を聞かせてください。

答:私自身がいじめにあった、あるいはいじめっ子だったというような興味深い裏話を聞きたがる人が多いのですが、実はそんな裏話は何もないのです。私は勉強が好きで、運動にも熱心だったので、学術的にいえば「リエゾン(調整係)」、つまり異なる仲間集団の間に入って折り合いをつけることができる立場にありました。父が海軍に入っていたため引っ越しが多く、私はいつもクラスの新顔で、すでにできあがっていた仲間集団に属していませんでした。そのため、リーダー格の子どもに歯向かってもあまり失うものがなかったので、気がつくといじめられている子どもたちの肩を持っていました。

 それはそれとして、インディアナ大学で児童心理学を勉強したときに、若者の暴力全般に興味を持つようになりました。そして、連邦政府から資金提供を受けたプロジェクトの研究職に就いたのですが、ある時「いじめ」という、密かに行われる陰湿で低レベルの攻撃について論じた、ノルウェーの大学教授の論文に出合いました。当時このようなレベルの暴力行為はあまり一般的ではなく、私たちのプロジェクトで開発した、深刻な身体的攻撃に介入するマルチメディア・ツールはあまり効果がありませんでしたが、介入グループに参加した子どもたちによるいじめの確率が下がったという意味では、プラスの効果が見られました。

 そこから研究が始まりました。欧州のデータが米国の事情にも適用できるか確信がなかったので、子どもの面接調査を始めたところ、彼らは人に好かれたい、また周囲に溶け込みたいがためにお互いをいじめている、と話し始めたのです。同席していた大学院生の助手に「今の話、聞いた?」と尋ねたのを今でも憶えています。なぜそんなことを言ったかというと、このような動機でのいじめはこの分野の従来の文献では確認されておらず、攻撃的な子どもは遊び仲間のつまはじきにされるというのが定説だったからです。

問:子どもがいじめに走る理由は何だと思いますか。

答: いじめられた側の身になって考えることができない、怒りをコントロールできない、物事に的確に対処できない、感情を抑える能力に劣る、大人との愛情関係が築かれていないなど、個人の性格特性が原因で、子どもがいじめの危険にさらされる、つまり子どもに何か問題があるためにいじめに走ると考える傾向にあります。しかしこれは誤りです。今述べたような特性によって生まれるリスクは、ごくわずかです。問題が起こるのは、家庭内暴力を目にしているなど、子どもが暴力的な環境に置かれている場合や、家庭で感情について話し合うことがなく、感情を抑えて問題を解決する術を教えられていない場合、さらにいじめについての規範がない学校に通っている場合です。教師が互いをいじめ合い、先生が生徒をいじめ、校長が教師をいじめる。つまり、いじめという行為のお手本が学校にある場合です。

 いじめを生む社会的要因のうち最も影響が大きい因子は、仲間集団の中で生まれ維持されます。いじめを行う子どもというのは非常に人気があり、これは世界共通です。いじめっ子は運動選手として最も尊敬されていたり、社交的であることが多いので、人に好かれるわけです。そしてこうした性格特性を生かして、ほかの子どもをうまく自分に従わせます。子どものころ、母親に「お前に悪い影響を及ぼすから、あの子とは付き合ってほしくないのよ」と言われた覚えはありませんか。これは一理あるのです。子どもたちはいじめ、ずる休み、麻薬や飲酒、セックスなどを通して友達付き合いをするのです。

 同時に、いじめという行為によって、仲間集団内で自然に序列が確立される、という側面があります。ここで進化心理学を論じるつもりはありませんが、霊長類モデルが典型です。霊長類の集団内での攻撃的行為は、人間の中学生の集団内での攻撃的行為と酷似しているのです。

問:いじめはかつて、あって当たり前のこと、通過儀礼、あるいは子どもが耐えることを学ばねばならないことである、という見方が一般的だったと思います。そういった態度は変わってきていますか。

答:私はさまざまな国で講演してきましたが、日本の聴衆も、中東や米国の聴衆も、あまり差はありません。どの国でも「(いじめを)深刻に受け止め過ぎではありませんか。単に大人になる過程の一部ではありませんか」と聞かれます。聴衆の多くはそう思っているので、誰かが手を上げてこの質問をしてくれるのはありがたいことです。私の反論としては、いじめは薬物使用や飲酒と同じです。これらの習慣も青年期にはよく見られますが、こうした問題については、私たちは真剣に取り組み、予防努力をしています。いじめは慢性的に被害にあっている子どもには深刻で長期的な影響を及ぼしますし、世界中どこでも、慢性的にいじめを行う子どもは将来犯罪にかかわる危険性がきわめて高いのです。15年間この分野の研究をしてきた私の考えでは、いじめは個人間の問題としてだけではなく、社会的問題としてとらえるべきです。いじめっ子は将来、性的嫌がらせや、交際相手や配偶者への暴力、職場でのいじめなどに走る危険があるからです。人を自分の言いなりにし、威圧したいといういじめっ子の欲求は、高校を卒業したからなくなるというわけではないのです。

問:ではどうすればこの悪循環を断てるのでしょうか。

答:米国では、学校、放課後の児童・生徒向けプログラム、宗教団体、ガールスカウトやボーイスカウトなど、あらゆる場でいじめ防止に努めることを提唱しています。また、子どもの定期検診を行う小児科医とも協力します。例えば、恒常的に腹痛を訴える子どもがいる場合、小児科医は、その子がいじめの被害に遭っているかどうかを聞きだすことができなければいけません。学校へ行って不安な思いをしたくないために、仮病を使っている可能性があるからです。小児科医がきちんと訓練を受けていれば、このような問題を見抜くことができます。新たな技術や電子メールを用いたいじめが議論されています。この種のいじめも確かに起きていますが、いじめが最もひんぱんに起きるのは今でも学校です。従って、子どもの発達過程に合ったいじめ防止策を、学校で全校挙げて取るべきなのです。

 私は種々のプログラムや、専門家、関係者との議論を通じて、発想の転換が必要であることを日本の聴衆に訴えてきました。現在日本では、いじめ防止は担任の教師に任せたいと考えているようです。けれども、私の見たところでは、教師はすでに35人から40人もの児童・生徒を受け持って手一杯の状況にあり、また大学で基本的な学級運営についての教育を受けていません。彼らは自己防衛意識が過剰で、学級で何か問題があると自分が至らないためだと受け止める傾向があります。教師を訓練することは大切ですが、教師だけでできることには限りがあります。日本のシステムに欠如しているのは、校内に何らかのメンタルヘルスの専門家を置くことです。「スクールカウンセラー」と呼ばれる人たちはいますが、せいぜい週末の2日間訓練を受ける程度で、ソーシャルワーカーのようなメンタルヘルスの専門家を訓練して学校に配属する制度は日本にはありません。そこを変える必要があると思います。いじめの問題にあらゆる角度から取り組み、誰もが一定の役割を担うことが必要です。

 私は日本の聴衆に、国家規模での投資が必要だと言っています。経済力と知識を持った人は誰でも、この問題に自らが持つ資源を投じなければなりません。そうしなければ、いじめを防止する努力を持続させることができません。日本ではインフラが整っていないため、そうでなくても多忙な教師にいじめ防止まで任せようとするのは無理があります。

問:「Stop Bullying Now(今すぐいじめをなくそう)」運動とはどのようなものですか。

答:ブッシュ大統領が2003年に保健福祉省(HHS)への指示という形で署名した全米規模の運動です。ウェブサイトは www.stopbullyingnow.org です。このサイトは専門家の文献を集めた情報センターになっており、学校関係者が児童・生徒や保護者の教育のために資料をダウンロードできます。保護者がこの問題について子どもと直接話し合うために、このサイトを使っているという話も聞きます。またこのサイト上の「ウェビソード(ウェブとエピソードの合成語)」は、いくつもの子どものフォーカスグループが個々の経験に基づいてさまざまなアイデアを出し合ってつくったものです。ハリウッドの映画監督も数人関与しましたが、内容は科学的根拠に基づいています。

 米国では、現在23州が何らかの形でいじめ対策を設けていますが、こうした州は一般的に、子どもの自殺事件が起きた州です。多くの州では、いじめが問題があることを示唆するような惨事が起こっていないため、いじめに対する取り組みがなされていません。

問:子どもたちはさまざまな通信手段を使うことができるため、いわゆるネットいじめが発生し、これに対する懸念が出ています。現状はどうなっていますか。

答:ネットいじめについては、米国でも日本でも課題が山積しています。私の調査では、7年ほど前からこうした傾向についての質問項目を入れています。米国では、この問題の対策をすでに打ち出しています。例えば、登校時に子どもたちに携帯電話を学校に預けさせることは、非常に簡単な解決法です。日本でこれをやっているという話は私は聞いたことがありませんが、学校での携帯電話の所持が許されていれば、子どもたちは1日中携帯電話でメールを送り合うことができます。米国では、学校を新築する際には校舎の一部で携帯電話が通じないように設計していますし、学校でのパソコン使用も監視されています。授業中に児童・生徒が、教師やほかの児童・生徒について不適切なブログ投稿をする必要などないわけですから。ですが子どもたちは非常に賢く、いわゆる裏サイトも多数ありますから、学校側も事情に精通していないとこうしたサイトにたどり着くことができないわけです。私たちは、保護者向けのコンピューターの技能・技術教育に多くの時間を費やしています。保護者の皆さんには自分の子どもがソーシャルネットワーキング・サイトで使っているパスワードを入手して、どんな投稿をしているのか確かめるようお勧めします。子ども部屋にはパソコンを置かせないようにするなど、簡単な解決法はほかにもあります。私たちは、マイスペースやフェースブックなどのソーシャルネットワーキング・サイトの最高経営責任者と緊密に協力して、不健全なウェブサイトの削除の仕方を理解し始めたところです。投稿の内容については非常に懸念を持っていますが、言論の自由の問題もあり、どこまで許されるのか、判断が難しいところです。

問:国際協力が可能なのはどのような分野でしょうか。

答:学校でのカウンセリングや学校心理学教育の分野での大学院生の教育で、協調する必要があります。台湾や香港、中南米諸国などで専門家の育成を行うなど、米国では多数の大学が従来から、他国で合同プログラムを主催しています。米国の大学が日本や韓国の大学と提携して修士課程プログラムを立ち上げることもひとつの方法だと思います。修士号を取得して学校で働きたいという若者は、どちらの国にも大勢います。いじめの研究の世界は国際的にもまだ非常に狭く、米国ではたいへん革新的な研究が進められていますから、対話を始める機会は数多くあると考えます。

問:いじめ問題への取り組みがなされない場合の主な社会的デメリット、またいじめが防止された場合の主な社会的メリットは何でしょうか。

答:いじめ問題が放置されれば家庭内暴力や交際相手への暴力、性的暴行の発生率はさらに上昇するでしょう。また子どもの自殺が続き、教師のストレスは高まり、メンタルヘルスの面で懸念があると訴え続けるでしょう。反面、いじめを防止できれば、子どもたちの安心感が増して登校拒否は減り、殻に閉じこもっていた子どもたちも外に出てくるかもしれません。教師のストレスも減るでしょう。いじめのない安全な学校に通う児童・生徒の薬物使用率は低い傾向があり、教師の満足度は高く、保護者の満足度も高いのが普通です。いじめ対策が取られれば、最終的には児童・生徒の学業成績は上がることが分かっており、日米両政府もそれを望んでいるわけです。ですからいじめはそれだけが別個に起きていると見るのではなく、学校で起きているほかの問題と密接に関連しているというとらえ方をする必要があると思います。
[PR]
by miya-neta | 2008-02-22 10:02
京都新聞電子版


Kyoto Shimbun 2007年11月23日(金)

 滋賀県教委が設置した「いじめ対策チーム」の活動が事実上止まっている。月1回程度開く予定だった会合は今年3月を最後に、本年度は1度も開かれず、担当課入り口に取り付けられたチームのプレートも外された。県教委は「今後の方向性を議論している」と説明するが、ネットいじめの拡大など問題が深刻化する中、対応の鈍さに、メンバーからは疑問の声が上がっている。

 ■会合は4月以降開かず

 対策チームは全国でいじめを苦にした児童、生徒の自殺が相次いだことを受け、昨年11月に結成。教職員のほか小中高生計4人が委員として参加し、毎月会合を開くとして、注目を集めた。

 昨年11、12月、今年3月に3回開き、いじめ対策コーディネーターの配置や夜間相談電話の開設、いじめをなくす児童、生徒会の取り組みの支援などを打ち出してきた。本年度も「学校教育の指針」にチームの存続を盛り込んだが、1度も会合は開かれていない。

 ■担当課、看板も外され 

 事務局が置かれた教育総務課などによると、昨年度にアクションプラン(行動指針)を作成し、「このメンバーでの役割は終えた。当面議論するテーマがない」として、3月末で事務局を解散したという。7月ごろ、学校教育課に新たに事務局を設けることを決め、プレートを外したという。

 県教委は「活動を止めたのではなく、方向性やチームの位置づけを議論していた」として、冬休みと春休みの2回、会合を再開するとしている。

 しかし、今月15日には、文部科学省がいじめの調査結果を発表。被害者の意識に沿った形での調査に切り替えた結果、前年度に比べて全国で6倍以上、滋賀でも4倍以上にものぼるいじめ認知件数が確認され、ネットいじめなど新たな問題も発生している。

 メンバーの1人、橋本源之助高島市教育長は「路線変更」を知らされておらず、「学校現場の状況が変わったり、確認すべきこともあるだろう。定期的に開催すべきだった」と話している。

 ■約束したならやるべき

 大橋松行滋賀県立大准教授(政治社会学)の話 1カ月に1度会合を開くと約束をしたなら当然やるべきだ。決めたことをやるかやらないかは、県教委がいじめをどの程度真剣に受け止めているのかのバロメーターになる。年2回の開催では、形だけ開いている印象を受け、どうしたいのか具体的なプロセスが見えてこない。変更するにしても、県民に説明責任を果たす必要があった。
[PR]
by miya-neta | 2007-11-23 08:53
三陸河北新報社


2007.10.18

石巻青年会議所公開例会

 石巻青年会議所(相沢健一理事長)は16日、教育再生に関する公開例会を石巻グランドホテルで開いた。石巻市出身の元教諭相沢頼三郎さん(66)=仙台市在住=が「この道ひとすじ35年」をテーマに講演。求められる指導者の姿などを語った。

 青年会議所会員のほか教育関係者約五十人が参加。相沢健一理事長が「子どもと子ども、子どもと親の関係が崩れかかっている。教育とは何か-をあらためて探ってほしい」とあいさつした後、講演に移った。

 相沢頼三郎さんは小学生の更生過程を「最後は父親に協力を求めた。怖そうな人だったが、信念を持っていた。徐々に父親は理解を示し、学校行事に参加するようになった。地域の協力もあって少年は立派に成長した」と話し、教育には家庭、学校、地域の協力が欠かせないことを強調した。

 ゆとり教育による学力低下が一部で指摘されている点については「総合学習で何をするかが把握できていなかったことが要因ではないか。問題を見つけ、自分で考えて解決するという力が重要だ」と指摘。教育再生には「いかに観察力の鋭い校長をつくれるかだ。管理職は鋭敏になってほしい」と求めた。

 最近の教育問題で気になる点として「親が教育に熱意があり、財力もあれば八十点、熱意だけなら六十点、両方なければ三十二点-と言われており、教育格差が進むのではないか」と憂慮。小中学生の心身症が4パーセントに増加していることや、学力テストの応用問題を解く力が低下していることも問題視した。

 相沢さんは、県内の小中学校やシンガポール日本人学校の教諭を務め、二〇〇二年に仙台市榴岡小校長で定年退職。現在は仙台市内の専門学校で教員採用試験対策講座の講師をしている。
[PR]
by miya-neta | 2007-10-18 09:20
「日本の教育」と「フランスの教育」の比較(上) - OhmyNews:オーマイニュース “市民みんなが記者だ”


山崎 康彦(2007-09-28 15:30)

フランスでは公立の幼稚園から大学まで無料です

 私はいわゆる団塊の世代で、1970年安保を全共闘で闘い、その後フランスに留学し、14年間フランスで暮らした経験があります。

 今の日本の教育を見ていますと、国家が決めた価値観になじまない生徒と先生方を排除し、いわゆるおとなしいエリートのみに絞って予算を使い、その他は相手にしないという方向性が露骨になっていて、大変危険なことだと思われます。

 日本では余り知られていないフランスの教育と比較しながら、日本の教育の問題を考えていきたいと思います。

--- --- --- --- ---

「日本の教育」と「フランスの教育」の比較(下) - OhmyNews:オーマイニュース “市民みんなが記者だ”


山崎 康彦(2007-10-16 07:00)

根本からの大改革が必要ではないだろうか
子供を不幸にする日本の教育
 
 前回の私の記事(上)に対して、色々なコメントをいただきました。
  
 その中に、英語塾を10年やっておられる方から、

 「塾に通って来る子供の表情が皆暗い。小中あたりは一番無邪気で、楽しい時代のように思われるのですが、くらーい顔をしています。中学3年生が1番暗かったですね、やはり受験の影響でしょうか」

とのお話がありました。
 
--- --- --- --- ---
[PR]
by miya-neta | 2007-09-28 15:30