「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

カテゴリ:メディア( 286 )

4INSIGHT NOW!


寺西 隆行/パーソナル

2008年12月21日 00:37

麻生首相がハローワークで失業者の相談にのっている姿がTVで放映されました。
今日と数日前、2回、目にしました。
マスメディアの対応、大人の皆さんは「いつもの通り…」と思っていらっしゃる方も多いでしょうが、何も知らない子どもは無条件に受け入れます。
これが最も「これからの社会」の価値を低下させるのでは。

本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。


麻生首相がハローワークで失業者の相談にのっている姿がTVで放映されました。


結論から申し上げますと

「なんでそこまで(その発言に対して)麻生首相が非難されなきゃいけないのか」

率直にそう感じました。
※ちなみに麻生首相の政治能力そのものについては、疑問視している一人ではあります。


TVで放映された姿は…

==========
1人の青年がハローワークに相談に行きました。

「やることが決まっていなければ、相談にもなかなかのりにくいよね…
何をやりたいか、はっきりしたらどうか」

という麻生首相のコメントがありました。
==========


この映像に対し、今日放映された市民の声(失業者の方)は次のようなものでした。

==========
首相は何もわかっちゃいない。「やりたいこと」なんて選べない。何でもいいから雇って欲しい、という気持ちだってあるのよ。
==========


失業者の方の声はごもっともですし、麻生首相の回答における「話し方」も決して上手とは思えませんでした。

でも待ってください。
首相の話している内容そのものは、そこまで声高に批判されるようなことなのでしょうか?


この放送局ではない別の放送局では、上記の麻生首相の映像の他、麻生首相に相談する若者の声も含めて放映されていました。

==========
六本木で、できればかっこよい仕事で…
==========

この声の下、ハローワークに相談に来た若者に対し、あなたが職員ならどんな感情を抱くでしょうか。


この若者の声まで放映していた放送局では、下記のような市民の声(主婦の方ですかね)も放映されていました。

==========
やりたいこと、っていってもね、やりたいことを叶えてくれる会社がなくなったら何もできなくなるのよ!
==========

この声に対し皆さんはどう感じるでしょうか。


同調する人もいるでしょう。
「給料をもらってから働く」のではなく「働いてから給料をもらう」という思考の人は「甘えている」と思うでしょう。
「社会価値創造」を志す起業家の方からみたら声もでないでしょう。

感じ方は人それぞれですので、個人の思考まで踏み入って良し悪しを論じるつもりはありません。

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by miya-neta | 2008-12-21 00:37 | メディア
MSN産経ニュース


2008.11.12 23:54

このニュースのトピックス:メディア倫理

奥田碩氏 トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた政府の有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、年金記録問題などで厚労省に対する批判的な報道が相次いでいることについて、「朝から晩まで厚労省を批判している。あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」とメディアへの不満をあらわにした。

 奥田氏は同懇談会の座長を務めているが、会合の最後になって突然「個人的な意見だが、本当に腹が立っている」と厚労省に関する報道への不満を切り出し、こうした番組などからのスポンサー離れが「現実に起こっている」と述べた。

 懇談会メンバーの浅野史郎・前宮城県知事が「マスコミは批判するために存在している。事実に反することを言われたら、スポンサーを降りるというのは言い過ぎだ」ととりなしたが、奥田氏は「(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが、本当はやり方がある」と収まらない様子だった。

 懇談会後、奥田氏は記者団に対し「批判はいいが、毎日、朝から晩までやられたら国民だって洗脳されてしまう。改革はしなければいけないが、厚労省はたたかれすぎだ」と語った。
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by miya-neta | 2008-11-12 23:54 | メディア
asahi.com:テレビ・ラジオ - 文化・芸能


2008年04月08日23時56分

 NHK経営委員会の古森重隆委員長(富士フイルムホールディングス社長)が8日の記者会見で、2月26日に都内で開かれた自民党の武藤容治衆院議員(岐阜3区)の「励ます会」に出席したことを自ら明らかにした。会合では「経営委員長も仰せつかっております。NHKを一つよろしくお願いします」とあいさつしたという。

 出席した経緯について、古森委員長は「武藤議員は10年以上富士フイルムに勤めたOBで、会社の総務から頼まれた。富士フイルム社長として参加したもので、経営委員長として出たのではない」と説明。放送の不偏不党を定めた放送法の趣旨には反しないとの考えを示した。

 古森委員長については、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」(共同代表・醍醐聡東大大学院教授ほか)など複数の市民団体が「不偏不党を原則とする公共放送の監督機関の長として言語道断の発言を繰り返す」などとして罷免を目指す署名運動をしている。
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by miya-neta | 2008-04-10 23:56 | メディア
「しんぶん赤旗」


2008年4月10日(木)

 古森重隆NHK経営委員長(富士フイルムホールディングス社長)は八日の経営委員会で、二月下旬に開かれた自民党の武藤容治衆院議員を励ます会に出席したことについて、「私人としての行動だった」と報告したことを明らかにしました。

 古森委員長は「武藤議員は富士フイルムの元社員で、社長として出席した」と述べました。会のあいさつで自ら経営委員長であることに触れたことについては、「NHKをよろしくとは話したが、経営委員長として出たわけではない」と釈明しました。

 「励ます会」出席の件については、本紙三月一日付が「古森NHK経営委員長の『政治との距離』はどこに」の見出しで報じました。また三月三十一日の参院総務委員会では、日本共産党の山下芳生参院議員が「不偏不党であるべきNHKを監督すべき経営委員長として、視聴者に誤解を与えることはやめるべきだ」と古森委員長を厳しく批判していました。


解説

政治との距離わきまえず

 古森重隆経営委員長は昨年六月の就任以来、経営委員長としての資格を疑わざるをえない言動を繰り返してきました。

 昨年九月の経営委員会では、「選挙期間中の放送については、歴史ものなど微妙な政治的問題に結びつく可能性もあるため、いつも以上にご注意願いたい」と制作現場をけん制。今年一月にも番組に関与する意見を述べています。三月の経営委員会では、国際放送で「利害が対立する問題については、日本の国益を主張すべき」だと語り、大きな問題になりました。

 放送法第一条第二項は「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保すること」を定め、経営委員会の委員も当然、この規定に従う立場にあります。

 古森氏が、与党である自民党の武藤衆議院議員を励ます会の発起人を務め、その会に出席して「NHKをよろしく」とあいさつすることは、NHKと政治との距離をわきまえない、不見識な行為といわれても仕方がないでしょう。武藤議員のホームページには、二〇〇六年の活動報告として、NHKについて「国営放送の位置づけが必要であるという認識から…『放送産業を考える議員の会』を立ち上げ、NHK本社を訪問」したことが書かれています。

 戦後、放送法を制定する際、経営委員会は権力からの独立を組織・人事の面から保障する趣旨で設けられました。外部からの圧力に抗し、「表現の自由」を守る防波堤の役割を果たすのが本来の姿なのです。

 ところが古森氏の言動を見ると、経営委員会が防波堤になるどころか政府の代弁機関になりかねないのが実情です。昨年末に放送法が改悪され、経営委員会の権限が強化されて、その危険性はいっそう強まっています。

 古森委員長自身も、安倍前首相を囲む財界人の会のメンバーで、安倍氏が公共放送NHKに送り込んだといわれています。NHKの監督機関の長としての適格さが改めて問われます。(板倉三枝)
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by miya-neta | 2008-04-10 09:53 | メディア
東京新聞:放送芸能(TOKYO Web)


2008年4月10日 朝刊

 NHKの古森重隆経営委員長(富士フイルムホールディングス社長)が委員長としての適格性を疑わせる言動を繰り返しているなどとして、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」(共同代表=醍醐聡・東大大学院教授ら)など四つの市民団体が、古森委員長の罷免を求める署名運動を始めた。同委員長については、特定の政治家の会合に出席していたことも新たに判明、その言動が再び波紋を広げそうだ。 (近藤晶)

 古森委員長は昨年九月十一日の経営委員会で、選挙期間中の放送について「歴史ものなどはいつも以上にご注意願いたい」と発言。今年三月十一日にも、海外向けの国際放送は「利害が対立する問題については、日本の国益を主張すべきだ」と発言し、物議を醸した。

 四団体は、これらの発言のほか、二月二十六日に都内で開かれた自民党の武藤容治衆院議員(岐阜3区)を励ます会に出席したことなどを問題視。「政治から独立した自主・自立を堅持するNHKの責任者として適格性を疑わせる」などとして、内閣と国会に経営委員の罷免を申し入れるため、八日から署名集めを始めた。

 放送法は「内閣総理大臣は、委員に職務上の義務違反その他委員たるに適しない非行があると認めるとき」などは、両議院の同意を得て罷免することができると規定している。

 一方、古森委員長は八日の委員会後の会見で、署名運動とは別に四団体から公開質問書が出ている励ます会への出席に関し、「武藤議員は富士フイルムに十年以上勤め、よく知っている後輩。社長として出席し、経営委員長の立場としてではない」と釈明。不偏不党を定めた放送法には反しないとの考えを強調した。

 さらに「自己紹介の中で『経営委員長を仰せつかっています。NHKをひとつよろしくお願いします』と話したが、委員長の職責とは関係ない。『武藤君をよろしく』と言ったわけではなく、『頑張ってください』とエールを送った」と説明。同日の経営委員会でも同様の報告を行い、了承されたという。

 武藤議員は、自身の公式ホームページに掲載しているニュースレターで、NHKについて「国営放送の位置付けが必要」などと記述しているが、これについて古森委員長は「間違えて言ったんだろうと思う」と述べた。市民団体の署名運動に対しては、「罷免は首相が国会同意を経てするので、私がコメントするところではない」とした。

 古森委員長の釈明について、醍醐共同代表は「古森氏は、励ます会の発起人の中にも入っている。あいさつで経営委員長と言っており、社長として出席したというのは通じない。NHKを意識的に『国営放送』と呼ぶ議員を励ます会に出席するのは常軌を逸している。経営委員会が不問にしたことも問題だ」と批判した。
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by miya-neta | 2008-04-10 09:41 | メディア
SANSPO.COM > 芸能


2008年04月01日 更新

 お笑いコンビ、次長課長の河本準一(32)=写真上=が3月29日放送のTBS系特番「オールスター感謝祭’08 超豪華! クイズ決定版」に出演中、右肋骨(ろっこつ)を骨折していたことが3月31日、分かった。河本はローションを塗った土俵上で相撲をとる「ぬるぬる相撲」で胸を強打。番組終了後の病院での検査では胸部打撲の診断を受けていたが、この日の再検査で骨折で全治4週間であることが発覚した。

     ◇

 華やかなTBS特番、オールスター感謝祭の舞台裏で、思わぬアクシデントが起きていた。次課長の河本が「感謝祭大相撲 春場所」のぬるぬる相撲に出場、右肋骨を折って全治4週間の重傷を負っていた。

 相撲コーナーは平成18年春に開始し、河本は過去4度のトーナメントで3度の優勝を飾った“横綱”だった。今回は「芸人対プロレスラー」の5番勝負の形式で行われ、前回の大会決勝で勝利したプロレスラー、小川直也(40)=同下=と再戦した。

 午後11時34分に始まった勝負は、小川の全体重を乗せた浴びせ倒しが同体となって取り直し。その瞬間、激痛が走ったのか、河本は右胸をさすりながら立ち上がる“芸人魂”で再び体を合わせた。最後は外掛けを決めて勝利し、ガッツポーズ。

 河本は同48分の放送終了まで出演したが、さすがに痛みに耐えきれず病院へ直行。当初は胸部打撲の診断を受けたが、31日になっても痛みがひかず、別の病院で検査を受け、右肋骨の骨折と診断された。31日はライブ出演、テレビ収録をすべてキャンセルし、自宅で静養。所属の吉本興業は今後について「本人の状態と仕事内容をみながら決めます。体を使う仕事はムリでしょう」とした。

 「-感謝祭」は3年秋から年2回生放送され、芸能人がクイズやマラソンなどのスポーツに挑戦して賞金を稼ぐ同局の看板番組。TBSでは29日午前の「王様のブランチ」の生放送でも、映画のPRでアクションを披露した中国のカンフー少年が流血する騒動が起きており、1日に2度のトラブルに見舞われた。

 同局は「安全面を考慮し、リハーサルを重ねた上で放送に臨みました」と説明した上で、「今回は(事故を)予測していませんでした。制作側からも話を聞き、どういう形でけがしたのかキチッと検証しなくては」と反省の姿勢を示した。

 今後は構成、演出などを見直して再発防止に努めるというが、河本のガッツポーズは今秋以降も見られるのか…。


★TBSが会津若松市に謝罪

 TBSは2月16日放送の「歴史王グランプリ2008まさか!の日本史雑学クイズ100連発!」で、福島県会津若松市の鶴ケ城が戊辰戦争時に落城した原因を「城が不衛生だったから」としたことについて、菅家一郎市長らに謝罪した。

 同市から訂正と謝罪を求める抗議文を送られており、プロデューサーが情報制作局長名の回答文を市などに持参。城明け渡しの原因として物資が枯渇していた事実は文献などで認識していたが、「バラエティークイズ番組ということもあり、専門家と相談してふん尿が城内にたまっていたことを正解とした」と説明。市側は態度を保留した。
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by miya-neta | 2008-04-01 08:05 | メディア
毎日jp(毎日新聞)


 TBSは31日、バラエティー番組「オールスター感謝祭」(29日生放送)で、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(32)が右胸骨折で全治1カ月のけがをしたと発表した。体にローションをぬって相撲をとるシーンで、マットをかぶせた発泡スチロール製土俵の上で転び、胸を強打したという。

 TBS広報IRセンターは「リハーサルを重ねて放送に臨んでいるが、安全面を再確認する」とのコメントを出した。

毎日新聞 2008年4月1日 東京朝刊
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by miya-neta | 2008-04-01 08:00 | メディア
河北新報ニュース


 TBS系列でテレビ放映されたクイズ番組の戊辰戦争を題材にした出題が史実と異なると、福島県会津若松市などが同社などに抗議した問題で、TBSテレビのプロデューサー2人が31日、市役所に菅家一郎市長を訪ね、回答書を提出し「結果的に市民の心情に配慮を欠くことになった」と謝罪した。

 回答書などによると、戊辰戦争時、旧幕府軍が若松城(鶴ケ城)を明け渡した理由に「ふん尿が城にたまり、不衛生だった」を正解としたのは、専門家とも相談し、他藩からの応援の望みが絶たれたことや物資の枯渇ではなく、「ふん尿説」を採用したと説明した。

 司会者が「旧幕府軍が城から逃げ出した」と表現し、市などが「降伏して城を出たのが史実」と指摘した件についても、「視聴者に誤った印象を与える不適切な表現だった」と非を認めた。ただ、市が求めた訂正放送は、レギュラーではなく単発番組であることから難しいと答えた。

 菅家市長は「正しい歴史認識の上でのおわびであるべきだ。番組が会津人の心情を踏みにじったことを考えると、これだけで終わりにはできない」と話している。

 番組は2月16日に全国放送された「歴史王グランプリ2008まさか!の日本史雑学クイズ100連発」。市は市観光公社、会津若松観光物産協会と連名で、TBSと番組制作会社に謝罪と訂正放送を求める抗議文を送付していた。

2008年03月31日月曜日
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by miya-neta | 2008-03-31 08:58 | メディア
NHK: - 毎日jp(毎日新聞)


 NHK経営委員会の古森重隆委員長(富士フイルムホールディングス社長)が、NHK国際放送の編集方針について「(国際間で)利害が対立する問題については、国益を主張すべきだ」と発言していたことが分かった。「国際番組基準」改定の審議過程で主張したもので、改定内容には盛り込まれなかったが、識者から公共放送の中立性に触れかねないと批判の声が出ている。

 審議が行われた11日、古森委員長は「国際放送はただ強化するだけでなく、一歩踏み出せということ」などと主張した。これに対し、NHKの今井義典副会長は「NHKの放送では、日本の立場を直接主張するということはない」と反論した。

 古森委員長は25日の経営委終了後、「国内放送では中立不偏で多面的な見方を示せばいいが、国際放送では意見の羅列だけでは済まない」と真意を説明。国際番組基準に「重要な政策および国際問題に対する公的見解を正しく伝える」との条文があることから「すでに(自分の主張が)盛り込まれている」と判断したという。【丸山進】

 ◇服部孝章・立教大教授(メディア法)の話
 国営放送と勘違いしており、ジャーナリズムに対する冒とくだ。英BBCは時の政権から距離を置くことで信頼を得ており、NHKもできるだけ真実を伝えていくべきだ。

毎日新聞 2008年3月26日 東京朝刊
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by miya-neta | 2008-03-26 09:56 | メディア
東京新聞:放送芸能(TOKYO Web)


2008年3月26日 朝刊

 NHKの経営委員会で、海外向け国際放送は「国益を主張すべきだ」と発言し、二十五日、釈明を余儀なくされた古森重隆委員長(富士フイルムホールディングス社長)。昨年九月にも、執行部に選挙期間中の放送は「いつも以上にご注意願いたい」と発言しており、再び自身の発言が“火種”をつくった格好だ。 (近藤晶)

 「国際社会では『あなたの意見は何ですか』と言われる。(国際放送で)外国の人が知りたいのは、日本が国家としてどう考えているかということ」。海外向けの国際放送に関して、古森委員長は、二十五日の会見でも自らのビジネスマンとしての体験をもとに持論を展開した。

 国際番組基準の第一章一般基準の2には、「内外ニュースを迅速かつ客観的に報道するとともに、わが国の重要な政策および国際問題に対する公的見解ならびにわが国の世論の動向を正しく伝える」と規定されている。古森委員長は、自身の発言を、この条項と「ほとんど同義語」と説明した。

 さらに「国益と言うとナショナリズムに結び付きやすいが、国民の大多数のためになること」と説明。また、「個別の番組について言っているわけではなく、あくまでも一般論」とし、編集権への介入には当たらないとの考えを強調した。

 十一日の経営委では、一般基準の1にある「国際連合憲章の精神を尊重し、自由と正義とを基調とする」という表現も疑問視。「国連憲章には、今でも(日本などを対象とした)敵国条項が入っている。一般的な言葉に変えるべきではないか」と注文を付けていた。

 古森委員長は、昨年九月にも、選挙期間中の放送について「歴史ものなど微妙な政治的問題に結びつく可能性もあるため、いつも以上にご注意願いたい」と発言し、これに当時の橋本元一会長が反発。識者らも「編集権への介入」と指摘するなど物議を醸した。

 「国益主張」発言の釈明に追われた二十五日、NHKの新年度予算が衆院本会議で承認された。しかし、今回の古森発言で、野党が多数を占める参院での審議に影響を及ぼす可能性も出てきた。仮に年度内の成立が困難になれば、暫定予算を組まざるを得ず、国際放送の強化や番組のネット配信など新規事業が遅れる恐れもありそうだ。

     ◇

 NHKの国際番組基準の一部変更は、改正放送法の四月施行を控えた措置。国際番組審議会の答申を受け、二十五日の経営委で議決された。新たな基準では、「国連憲章」という言葉は削除され、一般基準の1は「編集にあたっては人権を尊重し、自由と民主主義とを基調とする」という表現に。国際協調の精神については、その内容が前文に盛り込まれた。

 古森委員長の発言と「国連憲章」の削除の関係についてNHKは「(発言以前の)二月の審議から議題に上っていた」としている。

 服部孝章・立教大教授(メディア法)の話 古森重隆委員長は、NHKの国際放送に受信料も使われていることを分かっていないのではないか。国益とか、国家の統一見解を伝えることは、ジャーナリズムと全く逆のこと。報道機関の活動を否定する発言だ。国際放送をプロパガンダの装置にしようとする見識は許せない。政府にも任命責任がある。
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by miya-neta | 2008-03-26 09:38 | メディア