「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

カテゴリ:国 際( 886 )

毎日jp(毎日新聞)


 【ダラムサラ(インド北部)栗田慎一】米国のペロシ下院議長ら議員団が21日、インド・ダラムサラを訪れ、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世らチベット亡命政府首脳と会談した。中国チベット自治区での暴動発生以降、外国要人がダライ・ラマと会談するのは初めて。会談後、共同会見に臨んだペロシ議長は、今回の暴動について国際的な調査を求める一方、中国と亡命政府の対話の必要性も訴えた。

 ペロシ議長は対中強硬派として知られ、チベット問題でも中国に厳しい態度を取っている。ペロシ議長がダライ・ラマと会談したことで、中国が米国への反発を強める可能性もある。

 ペロシ議長は会見で「国際調査では、ダライ・ラマと暴動との関連性がないことが分かるだろう」と亡命政府側を擁護した。

 さらに「中国は外国人ジャーナリストらがチベット自治区に入ることを認めるべきだ」と語った。議長のダラムサラ訪問は暴動発生前から計画されていたという。

 会談に先立ち、ペロシ議長は仏教寺院で亡命チベット人ら約5000人を前に演説し、「私たちはチベットの人々と悲しみを共有するためにここにいる」と強調。「チベットの独立を信じる世界の人々が中国の鎮圧行動に対して声を上げなければ、(独立を達成する)力は失われる」と述べた。

毎日新聞 2008年3月22日 東京朝刊
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by miya-neta | 2008-03-22 08:18 | 国 際
毎日jp(毎日新聞)


 【北京・大谷麻由美】中国の新華社通信は21日、チベット自治区ラサの暴動を中国政府が鎮圧したことに対して「何カ国かは中国の対応を支持し、北京五輪の政治化に反対している」と国際社会の支持を強調した。

 新華社によると、これまでにロシア、ベラルーシ、パキスタン、シンガポール、ベトナム、モーリタニア、インド、コンゴなどが支持を表明。各国外務省からは「北京五輪ボイコットに反対する」「中国政府による国家主権と領土の保全を維持するための努力を支持する」などの声明が寄せられているという。

毎日新聞 2008年3月21日 21時26分 (最終更新時間 3月21日 21時39分)
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by miya-neta | 2008-03-21 21:26 | 国 際
毎日jp(毎日新聞)


 【ロンドン町田幸彦】中国チベット自治区の暴動を受け、欧州のスポーツ界で北京五輪を巡り議論が起きている。抗議デモを鎮圧した中国当局の対応に批判的な選手からは五輪をボイコットすべきだとの声も出ており、今後波紋を広げそうだ。

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ副会長(ドイツ)は独紙ビルト・アム・ゾンタークに対し、「チベットの流血事態を受け、かなりのトップ選手が北京五輪ボイコットを検討している」と述べた。

 報道によると、シドニー五輪(00年)の馬術・障害飛越団体金メダリスト、ルドガー・ベールバウム選手(独)は「今の中国の状況で五輪に参加できるのか考えている」と語った。また、女子棒高跳びのアンナ・バトケ選手(独)は「チベットの出来事は悲劇としか言いようがない。五輪で不正を指摘するのはスポーツ選手の義務だ」と指摘。北京五輪の開会式で、選手仲間がチベット仏教の僧衣と中国政府官僚の服装をまとい、お互いに握手するパフォーマンスで入場行進することを考えているという。

 シドニー、アテネ五輪(04年)の競泳男子百メートル自由形で2連覇したピーター・ファンデンホーヘンバント選手(オランダ)は今月5日、IOCに中国の人権抑圧の改善を要求するよう訴えた。同選手は「五輪ボイコットに賛成しない」とオランダ紙に述べたが、その後起きたチベット暴動は欧州のスポーツ関係者に不信を広げている。

 IOCのバッハ副会長は「選手らの懸念は理解できるが、五輪に参加するよう助言した。五輪は中国の開放に役立つ。国連が解決できない問題を我々が解決できるわけではない」と冷静な対応を呼びかけているが、チベット情勢次第では五輪ボイコット論がさらに高まることも予想される。

毎日新聞 2008年3月21日 20時49分 (最終更新時間 3月21日 23時05分)
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by miya-neta | 2008-03-21 20:49 | 国 際
MSN産経ニュース


2008.3.20 03:34

 ■「日中友好」も極めて微妙に

b0067585_11223950.jpg 中国が国威発揚の絶好の機会ととらえる北京五輪まで4カ月余というこの時期に、チベットで衝撃的な騒乱が発生、中国当局の無慈悲な制圧に対して、世界的な怒りが集まっている。

 チベット自治区の首都ラサで3月10日以来発生した反乱では、軍や警察の発砲で多数の死者や逮捕者が出たと報じられた。中国当局は例によって厳しく報道管制し、死者数もごく少数だとしているが、騒乱は周辺の四川省や青海省、甘粛省などのチベット族自治州にも広がり、事態はきわめて深刻な様相を呈している。

 インド北部のダラムサラに亡命しているチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は、16日の記者会見で「文化的虐殺が起きている」と中国に強く抗議していた。

 周知のように中国は1950~51年、朝鮮戦争に世界の注目が集まっている中、「チベット解放」という名の侵攻と占領を行った。1965年以後は、チベット自治区として今日にいたっている。

 チベット人はもちろん一貫してそれに抵抗してきた。そのピークが59年の「チベット動乱」である。しかし、中国の人民解放軍は徹底的な弾圧を加えた。富裕層や地主らを公衆の面前で銃殺に、あるいは生き埋めにし、僧侶を撲殺、焼殺するなどして、動乱を鎮圧したという。多くのチベット人が難民としてインドに逃れ、ダライ・ラマ14世もヒマラヤを越えての亡命を余儀なくされた。

 ≪犠牲者は累計120万?≫

 当時、中国語を学ぶ学生だった私は、北京放送が「(チベットを所管する)譚冠三将軍が道中のダライ・ラマと友好的に書簡を交わしている。彼は亡命したのではなく、帝国主義者とチベットの反動分子に拉致されたのだ」などと虚偽の放送を盛んに流していたのを覚えている。

 チベットではその後も反乱が続き、87年の秋と88年の春にもラマ僧による蜂起があった。続く89年1月には、ダライ・ラマに代えて中国当局が擁立したパンチェン・ラマ10世が謎の急死を遂げている。

 「チベット動乱」から30年となるこの年、パンチェン・ラマの急死が引き金となる形でまたも大暴動が起き、同3月、中国史上初めての戒厳令がチベット自治区に敷かれた。

 当時の同自治区の最高責任者が今日の胡錦濤国家主席であり、胡錦濤はチベットで徹底的な弾圧を行った功績を買われて当時の最高権力者トウ小平により中央に呼び戻された指導者である。

 その後、中国当局はチベットに懐柔策をとるようになる。89年12月、ダライ・ラマにノーベル平和賞が授与されたのがきっかけである。北京政府は「西部大開発」を掲げてチベットの観光振興に乗り出し、2006年7月には青蔵鉄道も開通したが、依然としてラマ教の布教を許可せず、政治犯も釈放していない。そうした状況下で、96年5月にも大きな反乱と中国当局による弾圧があった。

 こうして抑圧→反乱→鎮圧という不幸な歴史が繰り返されてきたチベットでは、中国当局による一連の弾圧によって出た犠牲者の数が、120万人を超えるとさえ言われている。これは全チベット人口の5分の1以上に当たっている。その上に今回の暴動が再発したのである。

 ≪5月首脳会談は延期を≫

 今回のチベット暴動は、ウイグル族やモンゴル族に対する人権抑圧への国際的批判とともに、今週末の台湾総統選挙にも大きな影響を与えつつある。

 折しも来る5月中旬には、胡錦濤主席の来日が予定されつつあり、いわゆる親中派の福田首相は、毒入りギョーザ事件や東シナ海でのガス田開発の問題などの決着もないままに、日中平和友好条約締結30周年を記念して日中友好の大がかりな首脳会談を開こうとしている。

 しかし、ドイツ、フランス、米国など欧米の民主主義諸国がこぞって中国のチベット制圧を非難しはじめているときだけに、日本政府としては極めて慎重な対応が求められよう。

 中国当局とチベットの双方に自制を求める町村官房長官の発言があったとはいえ、空々しい日中友好のセレモニーをこの時期に挙行するとすれば、日本国民からも強い反発を受けるばかりか、世界の顰蹙(ひんしゅく)を買うであろう。

 「食」や「環境」、それに「人権」で不安の大きい北京五輪のボイコットとまではいますぐ結論を出さないにしても、この5月の日中首脳会談の開催はひとまず延期すべきだと私は考えている。(なかじま みねお)
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by miya-neta | 2008-03-20 03:34 | 国 際
NIKKEI NET(日経ネット):社説・春秋-日本経済新聞の社説、1面コラムの春秋


(2008/3/16)

 中国チベット自治区の中心都市ラサで14日、大規模な騒乱が起き、新華社によれば10人が死亡した。中国当局はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世を名指しで非難しているが、力で抑え込もうとすれば悲劇の連鎖が続きかねない。胡錦濤政権の自制を求める。

 中国の支配に抗議するチベット仏教の僧侶らのデモは10日に始まった。ダライ・ラマのインド亡命につながった1959年の「チベット動乱」から49周年にあたる日だ。

 14日に抗議行動はエスカレートし、ラサ中心部のチベット仏教の聖地、ジョカン寺(大昭寺)周辺の繁華街で火災が発生した。警察車両への焼き打ちも起きた。新華社は、公安当局が催涙弾や威嚇射撃で対応したと伝え、10人の死者は「善良な市民で、焼死した」としている。

 新華社によれば騒乱は15日には終息した。ただ、当局はジョカン寺などの周辺をなお封鎖しているとの情報もある。外国メディアの現地入りを原則禁止するなど当局が厳しい情報統制を敷いているため、実情はよくわからない。

 ラサでの大規模な騒乱は、戒厳令の実施にまで発展した1989年の「動乱」以来、ほぼ19年ぶりだ。5カ月後の北京五輪をにらみ、国際社会にチベット問題をアピールする思惑があったとみられる。

 北京では5日から全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開かれている。今年の全人代は胡錦濤国家主席(共産党総書記)の後継者候補である習近平氏を国家副主席に起用する節目の大会で、胡政権の揺さぶりをねらった可能性も大きい。

 実は89年の「動乱」では、当時チベット自治区のトップだった胡錦濤氏が自ら制圧を指揮した経緯がある。再び流血を防げなかったのは、胡政権にとって打撃だ。

 地元の当局者はダライ・ラマが関与した組織的、計画的な暴動だと一方的に非難した。半面、ダライ・ラマは声明を発表して「深い懸念」を示すと同時に、当局と市民の双方に自制を求めている。

 89年にラサで戒厳令が施行されたあと、北京では学生たちの民主化運動を武力で制圧する天安門事件が起きた。日米欧は対中制裁に踏み切り、中国は国際的に孤立した。

 北京五輪をひかえて中国の人権状況への国際的な関心が改めて高まっている。中国はいまや世界経済のけん引役で、国際的に孤立するようだと影響は大きい。人権への配慮を欠いた中国当局の高圧的な対応を憂慮する。
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by miya-neta | 2008-03-18 10:39 | 国 際
国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


 【ダラムサラ(インド北部)=永田和男】インドに亡命しているチベット人民間活動団体(NGO)5団体の代表者が17日、ダラムサラで記者会見し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が北京五輪開催を支持していることに「失望している」と明言し、ダライ・ラマが唱える中国との対話路線についても「修正が望ましい」との考えを示した。

 ダライ・ラマに、亡命チベット人有力者が苦言を示すのは異例。各NGO代表者は、チベット自治区内住民との接触も踏まえて、ダライ・ラマの意見が政治面では必ずしもチベット人大多数を代表していないと指摘した。ダライ・ラマの影響力にかげりが見られるようなら、チベット問題の一層の複雑化は必至だ。

 会見した5団体はいずれも中国からのチベット独立を主張しており、10日にダラムサラを徒歩出発して北京五輪に抗議しながらラサを目指すデモ行進を企画するなど、活発な反中国活動を繰り広げている。

 北京五輪についてNGO「チベット青年会議」のツゥエワン・リグジン議長は、開催決定の2001年以降、チベット自治区内の人権状況はかえって悪化の一途をたどっているとして、「人権を尊重しない中国に開催資格がないのは明白だ」と語って、開催支持を繰り返すダライ・ラマに反論した。

 リグジン氏は、ダライ・ラマが「独立」でなく「高度の自治」を求めて中国側と02年以来円卓会議を重ねていることについても、「中国側に誠意がないのは明らか。若い世代にはいらだちが募っている」と、亡命チベット人社会の雰囲気を紹介した。また、「ダライ・ラマは今も我々の指導者」と語ったが、01年に亡命政府の民主選挙が実施されて以降は「半ば引退の身だ」とも指摘した。

(2008年3月17日19時47分 読売新聞)
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by miya-neta | 2008-03-17 20:29 | 国 際
毎日jp(毎日新聞)


 外務省の藪中三十二事務次官は17日の記者会見で、中国チベット自治区での暴動が5月の胡錦濤国家主席来日へ及ぼす影響について「来日と関係ない。影響はないと思う」と否定した。

 同省によると、同自治区に滞在していた邦人72人は暴動の発生を受けて既に現地を離れた。今も短期旅行者ら15人が滞在するが、全員の無事を確認しているという。【鵜塚健】

毎日新聞 2008年3月17日 19時36分 (最終更新時間 3月17日 19時41分)
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by miya-neta | 2008-03-17 19:36 | 国 際
asahi.com:国際


2008年03月17日13時49分

 中国チベット自治区ラサの騒乱について、自治区のシャンパプンツォク主席が17日午前、騒乱後初の記者会見を開き、騒乱による死者が13人に上ったと述べた。いずれも暴徒による殺害や火事による焼死などで、治安部隊による犠牲者はなかったとし、武力弾圧の事実を全面否定した。

b0067585_20194087.jpg中国チベット自治区ラサで16日、道路を占拠する装甲車両=ロイター

 同主席はデモ隊の制圧は武装警察と公安(警察)が行っており、軍は加わっていないと強調。「治安部隊は発砲しておらず、戦車など人を殺害する武器は一切使っていない」と述べた。重傷者6人を含む61人の警察官が負傷したという。

 新華社通信によると、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が中国政府を批判したことに対し、自治区高官は16日、「全くナンセンスな発言で、僧侶と住民は完全な信教の自由を享受している」と反論。ラサ市のドジェ・ツェジュグ市長も「分裂主義者の妨害さえなければ、チベットは歴史上最高の発展期にある」と述べた。政府機関や学校は17日から平常通りに再開するという。

 また、新華社は16日、事件後初めて「ダライ(・ラマ14世)集団の社会破壊活動は必ず失敗する」との論評を発表、「表面上はチベット独立を放棄したと言っているが、実際は分裂破壊活動をやめていない」と批判した。

 ダライ・ラマ14世が「北京五輪が開かれる08年は、チベット人にとって重要かつ最後のチャンスになる」「五輪期間中にデモ活動を行い、要求を訴えるべきだ」と発言していることを取り上げ、チベット問題と五輪を絡めていると指摘。暴力行為を先導しているのは間違いないと断じた。

 一方、インドに拠点を置く非政府組織(NGO)チベット人権民主化センターのウェブサイトによると、チベット人が多く住む四川省のアバ県での治安部隊との衝突による死者は計15人に達した。遺体は僧院に運び込まれ、20代半ばの元僧侶も含まれているという。

   ◇

 ■米、政策変更促す声明

 中国チベット自治区ラサでの僧侶や市民らによる抗議行動に端を発した治安部隊との衝突をめぐり、ライス米国務長官は15日、中国政府にチベット政策の方向性を変えることなどを促す緊急声明を出した。

 ライス長官は「宗教、文化、生活面で影響を与え、緊張を生んできたチベット分野での政策に取り組むよう中国政府に求める」とし、政策修正が必要との考えを示した。

 長官は中国政府に「平和的な意思表示を理由に拘束されている僧侶らを釈放するよう求める」とし、また「暴力が拡大の傾向にある」と懸念を表明。「暴力に訴えないよう双方に強く呼びかける」とチベット人側にも冷静な行動を呼びかけた。

   ◇

 ■「直接対話を」 独首相求める

 中国チベット自治区の騒乱をめぐり、メルケル独首相は15日、政府報道官を通じ「チベット問題を解決するには平和的な直接対話しかない」と、中国政府とダライ・ラマ14世との直接対話を呼びかけた。

 また、シュタインマイヤー独外相が16日、楊潔チー(ヤン・チエチー)外相と約1時間にわたり電話会談。「最大限の透明性を確保して、事態を収束させて欲しい」との見解を伝えた。
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by miya-neta | 2008-03-17 13:49 | 国 際
CNN.co.jp


2008.03.17 Web posted at: 13:24 JST Updated - CNN

(CNN) 中国チベット自治区ラサで起きた、共産党と中央政府に対する仏教僧らの抗議行動が、16日に周辺地域に拡大した。チベット亡命政府の拠点であるインド北部ダラムサラを拠点とする団体「チベットウォッチ」は、四川省北部のチベット民族自治州で騒乱があり、34人が死亡したと発表した。

b0067585_2041323.jpgインド北部ダラムサラで記者団に語るダライ・ラマ14世。16日撮影

チベットウォッチによると、抗議行動を行っていたデモ隊を鎮圧しようとした警官隊との間で衝突があり、死者には女性や子どもが含まれていた。ダラムサラの人権団体は、僧院に8人の遺体が収容され、うち2人の遺体は仏教僧だったとしている。

また、甘粛省甘南チベット族自治州の瑪曲県でも、ビラを配布していたチベット人学生らに仏教僧などが加わった抗議行動があり、商店の焼き討ちや治安当局への放火が報告された。推定2000人のチベット人が路上で爆竹を使っていたとされる。

b0067585_20425335.jpgラサ市内で家宅捜索を実施する中国警察当局。香港有線電視撮影

16日夜のラサ市内は路上に人影がなく、騒乱があった数日前とは対照的にひっそりと静まり返った。経済誌エコノミストの記者による現地報告によると、中国の治安部隊が市内をパトロールしており、銃声が散発的に響いている。住民は恐怖心の余り外出できず、普段の生活もできない状態にあり、治安部隊と遭遇したり銃撃されるのではないかと懸念している。商店の多くは略奪の被害を受けており、近く食料や必需品が不足する可能性が浮上している。

チベット自治区の大半では電話や携帯電話の回線が遮断され、人の移動が制限されている。僧院は軍によって完全封鎖され、厳戒態勢が敷かれており、仏教僧らは僧院内を移動する際にも尾行されている。

こうしたなか、ラサ北方の僧院では200人規模の抗議行動があり、東方で行われた街頭デモは催涙ガスで警官隊に鎮圧された。別の僧院でも大規模な抗議行動があり、少なくとも4人が中国兵に連行された。

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は16日、中国がチベット人に対して「文化的虐殺」を行っていると発言。これを受けて中国国営の新華社は17日、チベット自治区指導者の発言として、ダライ・ラマの発言が「全く無意味」だとの見解を伝えた。
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by miya-neta | 2008-03-17 13:24 | 国 際
国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


 【北京=牧野田亨】中国チベット自治区のシャンパ・プンツォク主席は17日に北京で行った記者会見で、ラサで起きた大規模暴動に関し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が16日に「文化的虐殺が起きている」などと中国当局を批判したことについて、「ばかげている」と強く反論した。

 新華社通信によると、主席は会見で、ダライ・ラマ側と一部西側メディアの報道について、「暴動を『平和的デモ』と表現し、善悪を混同している」「秩序を維持しようとする警官の努力を『平和的デモへの弾圧』と中傷している」などと批判。さらに「いかなる破壊的な武器も使用していない」と武力鎮圧を否定した。

 その上で、住民の死者13人のほか、重体6人を含めて61人の警官が負傷したことや、民家、商店など300か所以上が放火され、56台の車両が燃やされたことなどを挙げ、「分裂活動には断固として戦い、祖国統一を守り、社会の安定を維持する」と強調した。

(2008年3月17日13時14分 読売新聞)
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by miya-neta | 2008-03-17 13:14 | 国 際