公共の場を全面禁煙に、06年から 英政府方針
2004年 11月 19日
公共の場を全面禁煙に、06年から 英政府方針
2004.11.19
Web posted at: 16:08 JST - CNN/AP
ロンドン──英国のジョン・リード保健相は16日の議会で、イングランドの職場やレストラン、パブなど公共の場を、全面禁煙とする方針を発表した。議会による承認を得られれば、2006年までに、官公庁などから段階的に禁煙化を実施する見込み。
一方、飲酒可能なバーやパブのうち、食事を提供しない約20%の施設については、対象外となる。
リード保健相は、「すべての官公庁、公共の場や職場、レストラン、食事を提供するパブやバーは、すべて禁煙となるだろう。イングランドにおける大多数の健康保護と、喫煙する少数派の自由を比べた結果の、賢明な解決策だ」と語った。
禁煙化が進む欧州では今年初め、アイルランドがすべての職場やレストラン、パブなどの禁煙化を実施。また、スコットランドが行政府が先週、06年までに公共場所の禁煙化方針を発表している。