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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

秋篠宮さま:ご夫妻の会見 やり取りの詳細


MSN-Mainichi INTERACTIVE 皇室


 ◇秋篠宮ご夫妻の会見のやり取りの詳細は次の通り。

 --両殿下にお尋ねします。来年はご結婚から15年を迎えられます。この15年を振り返ってのご感想と、殿下から妃殿下に、妃殿下から殿下にかけたい言葉をお聞かせ下さい。

 【秋篠宮さま】来年で15年で、今、14年半ぐらいたったわけです。この14年半の間に私ないし私たちにとって、折々に大切な事柄があったわけですけれども、スパンとして、時間的な長さとして考えますと、気がついたら14年たっていたなと、そういうふうな感じがいたします。(紀子さまに顔を向け)どうですか?

 【紀子さま】結婚後、務めをしながら、家庭を築く過程で、多くの人々の助けや支えを頂き、今日まで過ごすことが出来ましたことを感謝しております。14年余りの歳月を感慨深く振り返るほどではないかもしれませんが、懐かしいこととして(90年)6月に行われた私たちの結婚の行事、また、その年の11月に参列させて頂きました天皇陛下の御大礼をはじめ、宮様と同伴した国の内外の訪問などがございます。また、2人の娘に恵まれましたことも、大きな喜びでございます。

 【秋篠宮さま】それで、掛けたい言葉でしょうか。そうですね、「これからも良い仕事が出来るように務めるとともに、自分の関心を持っている分野についても、深めていって下さい」ということですかね。

 【紀子さま】私からは「これからもどうぞお体を大切になさって、良いお務めをされますように。また、ご研究の成果を期待しております」と申し上げさせて頂きたく存じます。

 --皇太子妃殿下は長期の静養を続けており、5月の皇太子殿下の発言をきっかけに、皇室をめぐるさまざまな報道や論議がなされました。皇位継承順序第2位にあるお立場として、弟として、一連のことをどのように受け止められましたか。皇太子妃殿下について、皇太子殿下は「東宮御所での生活の成り立ちに伴うさまざまな苦労があったと思います」と述べられましたが、両殿下はご結婚後、そうした経験がおありだったでしょうか。

 【秋篠宮さま】皇太子妃殿下については、長期療養中ということですけれども、早い回復を私たち2人とも祈っております。

 また、一連の報道につきましは、確か私は昨年の(誕生日に合わせた)会見で、みなさんから、「陛下をどのように支えていくか」ということを聞かれました。それに対して、コミュニケーションの大切さということを申しました。円滑な意思疎通が重要であるということですね。それを受けて、皇太子殿下の(今年)2月の記者会見の時に、みなさんから皇太子殿下への質問の中に「秋篠宮が陛下との円滑な意思疎通が大切だということを話していたけれども」という内容の質問があったと記憶しています。

 それに対して(皇太子さま)の答えは「コミュニケーションの重要性、よく図るということは、当然のこと」であったと思います。そのことから考えますと、先ほど質問がありました、5月のあの発言について、私も少なからず驚いたわけですけれども、陛下も非常に驚かれたというふうに聞いております。

 私の感想としましては、やはり、先ほどお話ししましたようなことがあるのでしたら、やはり、少なくても記者会見という場所において発言する前に、せめて、陛下とその内容について話をして、そのうえでの話であって、そうあるべきではなかったかと思っております。そこのところは私としては残念に思います。

 東宮御所での生活の成り立ちに伴う苦労ですね。これも、私ちょっと、どういう意味なのか、理解できないところがありまして、前に、皇太子殿下本人にどういうことなのか尋ねたことがありました。

 それで、東宮御所の成立に伴うさまざまな苦労ということについては、例えば、皇太子妃になって、つまり、皇室に嫁ぐことによって、普段の生活でも、いろいろな人が周りで働いている。そういう生活している空間においても、周りの人たちに対する気配りというか配慮というか、そういうこと(が必要)であったり、なかなか容易に外出することが難しい。そういうことだそうであります。

 そういうことを前提として、私たちにそのような苦労があったかというと、主に私というよりも家内の方に関係するのかなと思います。確かに、東宮御所という大きい組織と、私のところは、それに比べれば、かなり、周りにいる人たちの数も少ないので、比べるというのは、非常に無理があると思いますけども、(紀子さまに顔を向けて)それを踏まえたうえでどうでしょうね?

 【紀子さま】結婚してからの生活は新しく出会う務めや初めて経験する慣習などが多くございました。どのように務めを果たしたら良いか、いたらない点をどのように改めたら良いかなど不安や戸惑いなどもございましたが、その都度、人々に支えられ、試行錯誤をしながら、経験を積み、ひとつひとつを務めてまいりました。

 両陛下は私たちの考えていることや、感じていることを静かにお聞き下さり、私たちの務めや、娘たちの成長を温かく見守って下さいましたことに大変ありがたく思っております。また、宮様が私の考えや気持ち、置かれている状況を的確にとらえて導いて下さったことは、生活するうえで、大きな支えとなりました。

 --殿下にお尋ねします。昨年のお誕生日会見の後、湯浅利夫宮内庁長官は、秋篠宮さまの3人目のお子さまについて「(天皇、皇后)両陛下のお孫さんはお三方ということですから、これからの皇室の繁栄を考えた場合には、私は3人目のご出産を強く希望したい」と言及しました。その発言は論議も呼びましたが、殿下ご自身は、発言をどのように受け止め、その内容についてどのようなお考えをお持ちですか。

 【秋篠宮さま】昨年、湯浅長官が会見でそう話して、しばらくして、私のところに、それについての説明をしに来ました。

 私が一昨年の会見で3人目の子供について「よく相談をしながら」と答えていて、昨年も「前の年の状況と変わらない」と。それを受けての記者から長官への質問で、その秋篠宮の気持ちに変わりはないかということだったというふうに私は解釈しております。

 そのことに対して長官が「皇室の繁栄」と、それから、これは意外と知られていないように思いますが、「秋篠宮一家の繁栄」を考えたうえで「3人目を強く希望したい」ということを話しております。宮内庁長官、自分の立場としてということですね。そうしますと、私が考えますに、そのような質問があれば、宮内庁長官という立場として、それについて話をするのであれば、そのようなことを言わざるを得ないのではないかと感じております。

 --両殿下にお尋ねします。眞子さまは中学校に進学され、佳子さまはフィギュアスケート競技会に参加されるなど、お健やかな姿を披露されています。お二方のご成長ぶりについて、日常のエピソードを交えてお聞かせください。

 【秋篠宮さま】上の娘はこの春から中学校に行って、学校生活も楽しんでいるのではないかと思います。また、本人が以前から興味・関心を持っていた美術とか絵画などの展覧会にも行ったりして、少しずつ、本人の興味を深めているのではないかと思います。

 また、それに関連して、夏休みだったと思いますが、宮内庁の中に書陵部という古い文書の修復などをしている部署がありまして、そういうのにも関心があるのではないかと思って連れて行きました。どうやって古い物を修復しているかというものを見せたりしたら、それも非常に興味を持っているようでした。

 一方、佳子の方は、スケートを楽しんだり、工作とか折り紙とか、作ることを割と好きなんですね。学校の宿題などが無い時には、よく折り紙をしたりとか、そういうことをして楽しんでいるようです。

 今年の夏は家族で北海道に行ってまいりました。北海道には東京大学の演習林があって、大変広い場所なんですけども、その中で、山に登ったりしました。その時に見かける高山植物とかいろいろな樹木の種類などを覚える良い機会になったと私は思っております。

 【紀子さま】宮様が話されましたことと重なるところもあると思いますけれども、今年の4月、眞子は中学1年生になり、佳子は小学4年生になりました。

 眞子は小学校の時と比べて1学年の生徒数、クラス数が増え、また、土曜日も学校の授業があるという新しい生活の中で、級友と学び、遊び、図書館で本を借り、学校行事に参加したりすることを通して、だんだん慣れてきたように感じられます。

 佳子は学校で友達と元気に学び遊び、学校以外の時間は、先ほど宮様もお話をされましたけれども、いろいろな物を作り出したりすることを非常に楽しそうにしています。また、フィギュアスケートの練習にも励んだり、一輪車に乗って、遊ぶこともございまして、そういう体を動かすこともよくしております。

 【秋篠宮さま】姉妹でしていますよね。一輪車をね。

 【紀子さま】2人で手をつないだり、自分たちで一輪車の遊びを作っていることもあって、私たちが見ていても、大変楽しゅうございます。2人が学校から戻りますと、互いに自分たちの学校のことについて話したり、私たちに身近な生活から社会の出来事まで、さまざまなことを話すようになりました。分からないことは私たちに尋ねて、宮様が丁寧に説明をされたり、私が十分に答えられない場合には、一緒に調べたりすることもございまして、このような時間も大切にうれしく思います。

 宮様がなされましたように、眞子も佳子もそれぞれ関心を深めたり、自ら立てた目標に向かって、だんだん進めるようになってまいりました。そのような過程では、楽しいこともあれば、難しいことも伴うと思いますが、それらの経験を私たちは大切に見守っていきたいと考えております。

 --両殿下にお尋ねします。この1年を振り返って、世の中の出来事やご家族、ご公務、研究に関し、印象に残ったこと、今後取り組みたいことをお聞かせください。

 【秋篠宮さま】この1年を振り返りますと、やはり、自然災害が非常に多かったということが強く印象に残っています。度重なる台風、そしてそれに続いて新潟県中越地震があり、それによって、多くの人が亡くなり、また、被災されました。亡くなった方のご冥福をお祈りし、また、被災された方々へのお見舞いを申し上げたく思います。あれだけ大きい余震が続けて来て、まだ、余震に対する不安が残っているというのは、そこの地域にいる人にとって大変不安なことだと思います。また、ダム湖が出来てしまうとか、自然災害の怖さというものを非常に感じております。

 また、ツキノワグマが頻繁に見られるというか、里の方に降りてきているということも。こういうことがありますと、やはり、これから、野生動物と人間がどのように共存していくか、周りの環境も含めて考えていかなければいけないことの一つだろうなというふうに感じました。

 一方、明るい話題としては、この夏にアテネでオリンピックがあり、また、パラリンピックもあり、日本の代表で出られた方たちが非常に良い成績を残しました。そのことはこの一年で大変良かったことだなというふうに思います。また、私自身の研究について言いますと、タイ国との共同研究が立ち上がりました。人と鶏の多面的関係の研究と言いますけれども、それが少しずつ進みつつあり、何年かして一つの成果として出せれば良いなというふうに思っております。

 【紀子さま】宮様のお話と重なるところがあると思いますが、いくつかのことについてお話をさせて頂きます。始めに、今年の夏から秋に掛けて相次いで上陸した台風、そして新潟県中越地震とその後に今なお続く揺れは、その地域の方々に大きな被害を与えており、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 厳しい冬に向かい、寒さや心身の疲れが重なる中、被災地の方々が互いに支え合う姿、レスキュー隊の懸命の努力によって四日ぶりに救出された幼い男の子・優太ちゃん、また、各地からの配慮された支援活動に深く心を動かされます。

 長い避難生活を送っている方々、家屋の修繕に追われている方々など間もなく降る雪の影響などによって、先を見通すことが難しい不安な日々を過ごされていることを伺い、とても案じております。被災された方々が健康を十分に回復され、平穏な生活が早く訪れますことを心より願っております。

 今年の夏、ギリシャのアテネで開かれました夏季オリンピック・パラリンピックでは日本の選手たちが非常に活躍をされ、私たちに大きな喜びをもたらしてくれました。来年の1月にはオーストラリアのメルボルンで、夏季デフリンピックが開かれる予定でございます。長い歴史を持つこの大会は、聴覚に障害を持つ日本の選手たちが、10の競技に参加する予定で練習に励んでおられると聞いております。聴覚障害者の大切な言葉の一つである手話のスピーチコンテストの行事にかかわる一人として来月、大会の関係者にお会いすることを楽しみにしております。

 後は来年の2月から3月にかけて、長野でスペシャルオリンピックス冬季世界大会が開催されますが、それに向けて、多くの方々が準備を進めていらっしゃると伺っています。今月の上旬、2人の娘と一緒に、その大会のためのチャリティー映画鑑賞会に出席いたしました。その映画は2003年スペシャルオリンピックス夏季世界大会が開催されたアイルランドのダブリンを舞台に、障害を持つ姉妹と彼女たちの家族の生活と心のふれあいを描き、大会にかかわる人々の活動が良く伝わる印象的な話でございました。

 このように、スポーツに親しむ機会が続いておりますが、競技大会と出場する選手の活躍を支える関係者の並々ならぬご努力を心に留めつつ、関心も寄せて参りたいと思います。

 このほかに、昨年に引き続き、今年も文化庁が主催している国際文化フォーラムに出席いたしました。共通のテーマが今年は「文化の多様性」であり、その元でさまざまな行事が行われました。その一つの座談会は「音楽における二つの維新」という題で、日本音楽の歴史を深く広くとらえた興味深い内容でございました。私はこの座談会の話を伺いながら、以前から関心を抱いておりますことの一つ、音楽の受容と伝播について改めて理解を深めたいと思いました。

 --地震・台風・豪雨と暗いニュースが多い中、紀宮さまの婚約内定はひときわ明るい話題と思っています。正式発表前ですが、ぜひ、紀宮さまに対する思いと、婚約にいたる過程で、お二人がかかわるような場面があれば、教えて頂ければと思います。

 【秋篠宮さま】先日報道されて以降、幾人かの方から、おめでとうということを言われまして、そのように言って下さった方々に深く感謝しております。ただ、まだ、正式に発表されていることではありませんので、大変申し訳ないんですが、この場での私の発言は控えたいと思います。ご了承下さい。

 --皇太子さまにとって人生の最も大事なパートナーが長い療養生活をされているということに対して、殿下はどのような思いをいたされていますか。それから、皇太子さまご自身が、今後、宮内庁とともに公務のあり方を考えていきたいというようなことをおっしゃっています。東宮妃殿下のご病状の回復のために皇室全体として、どのような方向性が望ましいのかなど、お考えをお聞かせ下さい。

 【秋篠宮さま】最初の部分は、やはり、私がということではなくて、誰でもそうだと思うんですけれど、大変心配な状況だと私は思います。

 その次の公務については直接の答えにならないような気がするんですが、公務というものがどういうものかというと、なかなか難しいことがあると思います。私たち皇族は公的ないろいろな仕事をしていくのは当然のことではあると思います。

 あくまで私個人のことですけれども、自分で思っているのは、自分のための公務は作らない。つまり、自分がしたいことというのはそれはいろいろある訳ですけれども、それイコール公務かどうかは、また別です。ですから私は公務というのは、かなり、受け身的なものであるのではないかなと。「こういう行事があるから出席して欲しい」という依頼を受けて、それが非常に意義のあることであれば、受けて、その務めをする。私自身はそういうふうに考えて今までずっと来ています。

 --しつこいようですが、私どもの間では、両殿下のご友人の黒田慶樹さんという方が話題になっています。黒田さんという方がどのような方で、どのようなお付き合いをされているかということを、もし伺えれば。

 【秋篠宮さま】正式な発表前ですので、控えたく思います。ご了承下さい。

毎日新聞 2004年11月30日 5時40分
by miya-neta | 2004-11-30 12:42 | 社 会