信号待ちの運転席に催涙スプレー、セルシオ奪う(大阪)
2004年 11月 30日
30日午前2時40分ごろ、大阪府大東市三洋町の府道交差点で、東大阪市の自営業の男性(37)が車で信号待ちをしていたところ、隣に横付けしてきた車の助手席の若い男に催涙スプレーのようなものを吹きかけられた。男性は車を発進させたが、東へ約500メートル離れた場所で車を降り、近くの交番に逃げ込んだところ、そのすきに車を奪われた。男性と、同乗していた知人の女性(29)は顔などに軽いけが。奪われた車はトヨタのセルシオで、四條畷署は高級車を狙った強盗致傷事件とみて調べている。
調べでは、男性は女性を自宅に送る途中で、たばこを吸うために窓を開けて運転していたらしい。スプレーを吹きかけた若い男はマスクと眼鏡をしており、車にはほかに男3人が乗っていた。黒っぽい乗用車だったという。
現場は住宅地で車通りはあまり多くない。
(2004/11/30 10:23)