食料自給率、なぜか16%アップ 食べ残し除いて再計算
2004年 11月 30日
農水省は29日、食べ残しや廃棄した食料を除き、消費者が実際に食べた食料の自給率は56%に達するという試算をまとめた。現在40%の食料自給率を、10年度までに45%へ引き上げるという政府目標を、すでに達成していることになる。
食料自給率は、供給される熱量に占める国産食料による熱量の比率。輸入品を含め国内に供給されたすべての食料によって得られた熱量の総量を、人口と年間日数で割って供給熱量を計算する。これに対し、新たな試算は実際に食べた摂取ベースの熱量で計算している。厚生労働省による国民栄養調査の結果を基に、消費者が実際に口にした食料の熱量を計算した。
計算式の分子に当たる国産食料で得られた熱量はこれまでと同じ数値を使っているため「厳密性に欠ける面がある」(農水省)ものの、自給率を引き上げるために農業予算をさらに増額すべきだという農業団体や農林族議員らの主張には影響を及ぼしそうだ。
(2004/11/30 08:33)
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