平沢議員が敗訴 新潮社の記事巡る損害賠償訴訟
2004年 12月 23日
平沢勝栄衆院議員が週刊新潮の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社などに1億円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった。井上哲男裁判長は「取材の経過に照らせば、新潮社側が記載されている事実を真実であると信じたことには相当の理由がある」として請求を棄却した。平沢議員は即日、控訴した。
判決によると、記事はジャーナリスト上杉隆氏が執筆し、「パチンコ業者から平沢勝栄代議士に渡った『4000万円』」の見出しで週刊新潮(03年11月27日号)に掲載された。
(2004/12/23 01:14)