李登輝氏訪日「日本に媚びる旅」 中国紙が「密着ルポ」
2005年 01月 05日
中国の国営新華社通信が出版する「参考消息」紙は4日付で、年末年始に訪日した台湾の李登輝(リー・トンホイ)・前総統に「密着取材」した同社記者が書いた「李登輝の日本に媚(こ)びる旅を近くで見る」と題する記事を載せた。
1ページすべてを使った記事で、日本各地での李氏の様子を描写。李氏が「台湾万歳」というかけ声に迎えられ、記者団に「西田幾多郎氏の哲学と思想が台湾の新たな国づくりにとても役立つ」と発言した、などと批判的に報じている。
また、流暢(りゅうちょう)に日本語を操る李氏を「自分がどの国の人間か忘れたようだ」と皮肉ったうえで「日本人になりたくて仕方がないのだ」と結論づけた。
中国政府は、李氏が日本で政治的な言動をしないかを注視していた。同紙の報道ぶりからは、李氏の行動について、中国側が突出して問題視する部分を見いだせていないこともうかがえる。
(2005/01/05 11:30)
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