ハンバーガー使う公民の授業を報告--札幌の日教組教研集会分科会 /北海道
2005年 01月 11日
札幌市で開かれていた日教組第54次教育研究全国集会が9日、3日間の日程を終了した。8日に続いて開かれた各分科会のうち「社会科教育」で、同市立石山中学校の平井敦子教諭(42)が、ハンバーガーを使って経済活動を考えた公民の授業について報告した。
授業は、ハンバーガーが店員に渡るまでの人間関係を生徒に考えさせる内容。牛を育てる農場の人から、材料を運ぶ運転手、加工工場の機械のネジを作る人、ハンバーガーを作る人など--。生徒はさまざまな人を上げ、平井さんが「生産」と「消費」をキーワードに人々をつなげた。さらに店員の時給にも触れ、貨幣や原価、最低賃金に話を広げた。学習後、生徒は景気について意識するようになったという。
平井さんは「ハンバーガー1個でどこまで社会を見通せるか試みた」と話した。集会に参加した教師からは「生徒と教師のキャッチボールができている」などの感想があった。【野本みどり】
毎日新聞 2005年1月10日
.jpg)
