人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

無断で離婚届、不倫女性と結婚…重婚男性に有罪判決

YOMIURI ON-LINE / 社会


 妻に無断で離婚届を提出した後、不倫相手の女性と結婚したとして重婚など5つの罪に問われた秋田県能代市後谷地、元同市社会福祉協議会職員・仙北屋伸被告(35)の判決が16日、秋田地裁能代支部であった。

 上田洋幸裁判官は「戸籍制度に対する信用を害し、社会的秩序も乱した」として、仙北屋被告に懲役2年、執行猶予5年(求刑・懲役2年)を言い渡した。

 判決によると、仙北屋被告は2004年10月、離婚届を偽造し、30歳代の妻に無断で、当時住んでいた同県八竜町役場に提出。不正な届け出のため離婚が成立していないにもかかわらず、6日後、同僚の女性との婚姻届を同市役所に提出した。

 仙北屋被告は2001年に妻と結婚したが、2003年春から同僚女性と交際。女性に「離婚した」とうそをつき、2004年9月、能代市内で結婚式を挙げた。披露宴には自分側の親族を1人も呼ばず、「親類に不幸があった」と説明していた。妻には、仕事などで遅くなると言い訳して二重生活を送っていた。言動を不審に思った妻の親族が町役場で戸籍を調べ、勝手に離婚届が出されていたことが発覚した。

 同僚女性は「知っていれば結婚しなかった」としてすでに離婚が成立。妻も公判で、「だまされたと思うとみじめです」と訴え、離婚を望んでいるという。

 判決言い渡しの後、上田裁判官は「2人の女性に対しできる限りのことをするように」と仙北屋被告を諭した。

(2005/2/16/13:04 読売新聞 無断転載禁止)
by miya-neta | 2005-02-16 13:06 | 社 会