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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

自殺の西武鉄道前社長、連日のように任意聴取 東京地検

自殺の西武鉄道前社長、連日のように任意聴取 東京地検 - asahi.com : 社会


 「たまたま社長になっただけなのに」。大株主保有比率の虚偽記載問題で揺れる西武鉄道の小柳皓正・前社長(64)が19日自殺し、同社関係者や捜査当局に衝撃が走った。小柳前社長は6日から連日のように、東京地検特捜部の事情聴取を受け、04年3月期の有価証券報告書の虚偽記載について事情を知る人物とされていた。自殺者はコクド総務部次長に続き2人目。東京地検幹部は「堤義明前会長と直接の接点がなく、前会長の関与解明への影響は小さい」としている。

 特捜部と証券取引等監視委員会が証券取引法違反の疑いで経緯の解明を進めているのは、(1)西武鉄道が、筆頭株主コクドの株保有比率を過少に記載して04年3月期の有価証券報告書を作成、同年6月に提出したこと(2)コクドが同年8~9月、こうした事実の公表前に西武鉄道株を大量売却したこと――の二つ。特捜部は有価証券報告書の虚偽記載やインサイダー取引の可能性があるとみて調べている。

 小柳前社長は旧運輸省出身で、04年春の総会屋への利益供与事件後、同年4月に社長に就いた。堤前会長はこの事件で、西武鉄道の会長を辞職していた。

 東京地検関係者によると、小柳前社長は堤前会長から直接、指示を受ける立場にはなく、捜査の焦点となっている堤前会長の関与については聴いていなかったという。

 しかし、04年3月期の有価証券報告書には、同社の代表者として名前を連ねた。提出前に同社幹部から報告を受けていたとみられる。

 小柳前社長は同年8月の取締役会の数週間前に、監査役から名義偽装株について数回にわたり報告を受け、違法状態を解消するよう進言されていた。

 一方、西武鉄道側の関係者によると、コクドは昨年8月下旬から虚偽記載公表までの間に、株を売却するよう当時の西武鉄道常務を通じて働きかけていたが、小柳前社長は売却に反対し、拒否していたという。

 特捜部による任意の聴取は、今月に入って計10日間行われ、自殺したこの日は聴取を受けていなかった。東京地検関係者は「西武鉄道を守ろうとする意識はあったかも知れないが、捜査側からプレッシャーがかかることはなかったと思う」と話すが、西武鉄道の関係者は「連日の聴取で疲れ切っているようだった。かなり厳しい取り調べを受けているようだった」と感じていたという。

    ◇

 ◆西武鉄道株名義偽装問題の経過

03年 コクド、西武鉄道役員らが偽装発覚恐れ対策会議
04年3月 総会屋利益供与事件で、西武鉄道専務ら逮捕
   4月 堤義明氏が西武鉄道会長を引責辞任。小柳皓正専務が社長に
   6月 西武鉄道が有価証券報告書を関東財務局に提出
   8月20日 西武鉄道の取締役会で監査役が名義偽装株問題を指摘。西武鉄道がコクドに事実確認を依頼
   10月13日 有価証券報告書の虚偽記載を公表。堤氏がコクド会長などグループの各役職を辞任
   12月17日 東京証券取引所が西武鉄道株の上場廃止
05年1月28日 小柳社長が辞任

(2005/02/20 13:09)
by miya-neta | 2005-02-20 17:31 | 社 会