偽1万札:逮捕の組幹部、1枚3000円で売りさばく
2005年 02月 23日
旧1万円札の偽札が東京・浅草寺の露店で使われた事件で、偽造通貨行使容疑で逮捕された稲川会系暴力団幹部、箕輪秀樹容疑者(34)が、傘下の組長、山岸義幸被告(63)=偽造通貨行使罪で起訴=に偽札を、1枚3000円前後で数百枚売っていたことが分かった。箕輪容疑者はほかにも複数の組員に売っていたとみられ、警視庁捜査2課は年末年始に全国で見つかった偽札は暴力団が組織的に使っていた可能性もあるとみて調べている。
調べでは、箕輪容疑者は昨年12月、東京都渋谷区の組事務所に山岸被告ら傘下の組員らを集め、偽1万円札を1枚3000円前後で売り渡し、「年末年始に神社などで使え」などと指示していた。売った偽札には、複数の都道県や韓国ソウル市で見つかっている記番号「VJ838046M」「ZK669327B」が含まれていた。
箕輪容疑者から偽札を買った山岸被告は、部下の組員ら4人に10枚ずつ渡して使うよう指示。5人は共謀して1月1日、浅草寺境内の露店で偽札を1枚使ったとして、偽造通貨行使罪で起訴されている。
毎日新聞 2005年2月23日 20時06分
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