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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

金持ちの部屋はキレイに、そうでない学生はそれなりに…

金持ちの部屋はキレイに、そうでない学生はそれなりに… | Excite エキサイト : ニュース

[ 2005年03月13日 05時40分 ]

[ケンブリッジ/マサチューセッツ州 11日 ロイター] ハーバード大学のある学生が立ち上げた学生寮のクリーニング・サービス・ビジネスが、構内ボイコットの危機にさらされている。これは、このビジネスがハーバード大生を経済的状況で2分する状況を生み出すと、学内新聞が厳しく非難したからだ。

ハーバード大2年生のマイケル・コプコーさんが、面倒くさがりの学生のために学生寮(ドーム)の部屋を掃除するサービス「ドーメイド」を起業したが、学内新聞ハーバード・クリムゾン紙では学生達にドーメイドを利用しないように呼びかけている。

ハーバード・クリムゾン紙の論説欄で「学生間の“持てる物と持たざる者”の格差をなお一層と助長させるドーメイドは、我々ハーバード大生の統一を脅かす脅威だ」と論じる。

「我々は断固として、全学生にドーメイドをボイコットするように促したい」

アメリカの他の多くのエリート大学のようにハーバード大学もまた、それほど金持ちではない学生同様に、裕福な学生とが混在する。

しかし、コプコーさん(20)は、自分のビジネスに対するクリムゾン紙の反応が理解できない。コプコーさんが言うには、ハーバード大という名門アイビーリーグ校でコプコーさんのビジネスが生み出すのは、仕事と収入だけであると主張する。

「自由経済であれば選択する自由があるにも関わらず、クリムゾン紙は人々から選択肢を取り上げようとしているのです」と学生起業家コプコーさんはロイター通信に語った。「僕が思うに、このやり方は非常に非経済的であり、視点が偏狭的だと思います。財産を築くことは、社会に貢献することになるという本質にも反しています」

コプコーさんが先月ボストン周辺で学生寮クリーニング・サービスをスタートさせてから、およそ50人の顧客登録があった。彼の計画では、他の地域にもサービスを拡大して、年間20万ドル(2000万円)の売り上げを目指すと言う。

[日本語訳・D姐]

この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております。
by miya-neta | 2005-03-14 10:48 | 経 済