日本人拉致の補償、北朝鮮に求める 国連人権委報告者
2005年 03月 30日
アサヒコム 2005年03月29日23時24分
国連人権委員会が任命した北朝鮮に関する特別報告者、ウィティット・ムンタボーン氏は29日、ジュネーブで開かれている同委員会で、日本人拉致問題の早期解決と被害者への補償などを求める報告を行った。しかし、北朝鮮は同報告の受け入れを拒否した。
報告は日本にいる拉致被害者家族らからの聞き取り調査をもとに、北朝鮮に残る拉致被害者をただちに帰国させることや、拉致の犯行責任者を裁判にかけることなどを北朝鮮に求めた。また、拉致被害者が死亡したという主張を客観的に証明することも求めた。