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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

「堀江社長への十分な抑止力」SBI北尾氏、本紙に語る

asahi.com: 「堀江社長への十分な抑止力」SBI北尾氏、本紙に語る-ビジネス


アサヒコム 2005年04月03日11時26分

 ニッポン放送株取得に端を発したライブドアとフジテレビの経営権争いをめぐって、ニッポン放送からフジ株を借り受けて同社の筆頭株主になったソフトバンク・インベストメント(SBI)の北尾吉孝最高経営責任者(CEO)が2日までに朝日新聞のインタビューに応じた。北尾氏は今回の動きについて、「堀江(貴文ライブドア)社長に対する十分な抑止力になった」としたうえで、「今後は(仲介役として)自分から積極的に動くことはない」との見通しを示した。また、今回の行動の原点には、「(堀江氏が)資本市場を汚したことへの義憤があった」と強調した。

 北尾氏は、堀江氏の印象について「最初は、かつての孫(正義ソフトバンク)社長と重なり、好意的に見ていた」と語った。しかし、今回の株取得の経緯などを知るにつれて「義憤を感じるようになった」「資本市場の健全な発展を阻害することはしてはいけない」と語った。

 貸株を引き受けた経緯については、「1部上場企業の社長で、フジテレビが頼みに行ったとして、やる人がいますか。面倒にかかわりたくないと思う人がほとんどでは」と語った。

 今後については「当事者同士が解決するのが一番。抑止力になったことで役割は十分果たした。しゃしゃり出るつもりは毛頭ない」と強調した。

 また、国内における敵対的買収について「銀行が株を売り、安定株主がいない今の危機的な状況で、敵対的買収の防御に法制度がついていっていない」と指摘。「外資はどんどん動いていて、うちにもたくさん話が入ってくる。このままじゃ手遅れになる。政治家と行政の怠慢だ」と強調した。
by miya-neta | 2005-04-03 15:05 | 経 済