置き石:26歳2人を逮捕 神戸の阪急線で
2005年 04月 30日
兵庫県警灘署は30日、神戸市灘区の阪急電鉄線路に石を置いたとして、同市灘区天城通2、会社員、大森浩平(26)▽同区中原通1、同、能勢真次(26)の両容疑者を往来危険容疑で逮捕した。
調べでは、2人は27日午前1時半ごろ、灘区中原通3、阪急神戸線王子公園駅東側約500メートルの上り線レール上に5センチ大の石1個を置いた疑い。
線路脇に住む男性が、「石を置いて転覆したら70人ぐらい死ぬかな」などと男2人が線路内で大声で話すのを聞き110番通報。駆け付けた警察官が石を見つけた。2人は近くの踏切から侵入したらしい。通報した男性は、2人が近くのコンビニエンスストアに入るのを確認しており、防犯ビデオに2人が写っていた。灘署員がコンビニで張り込みを続け、30日未明、店に入ってきた2人を見つけた。
調べに、2人は「酒に酔っていて、線路内に入ったことしか覚えていない」という意味の供述をしているという。【大川泰弘】
毎日新聞 2005年4月30日 19時38分