「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

付属池田小事件:重傷8人の保護者と学校側が補償で合意

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 大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)で01年6月に起きた乱入殺傷事件で、重軽傷を負った児童13人のうち、重傷8人の保護者と大学側との補償交渉が8日、正式にまとまった。大学側は不審者への対応が不十分だった責任を認めて謝罪したうえ、児童が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負ったことへの慰謝料など、保護者の請求をほぼ認めた総額約1億円の見舞金と損害賠償金を支払う。

 合意書などによると、大学側は、99年12月の京都市立日野小での児童刺殺事件以降、同種事件が起きていたにもかかわらず、適切な防止策を講じなかったことを謝罪。付属池田小は、不審者を侵入させたうえ、避難誘導や救助活動などの対応が不十分で「継続的な殺傷行為」を許して被害を拡大させたことを謝罪した。

 損害額は、学校の管理下で災害が起きた場合に医療費や見舞金を給付する独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(東京)が約4000万円を負担。児童の負傷程度やPTSDの状況に応じて算出した。残りの約6000万円を大学側が負担する。

 このほか、児童が他の子どもたちと同様の学校生活を送れるようにメンタルサポートを強化し、学校環境を充実させることや、不審者対応の訓練を定期的に行い、保護者と協力しながら登下校時や放課後の安全確保に努めることなども求めている。

 補償交渉は、亡くなった児童8人の遺族への補償が総額4億円で合意した5カ月後の03年11月から始まった。今回の合意は、基本的に遺族との合意書を踏襲したが、被害児童への心のケアの充実を新たに求めた。今後は、軽傷児童5人や事件を目撃して心に傷を負った児童への対応が課題となる。

 <付属池田小学校乱入殺傷事件>

 01年6月8日午前10時すぎ、付属池田小の通用門から、出刃包丁を持った宅間守死刑囚が敷地内に乱入。1、2年生の児童8人を刺殺し、児童・教師15人に重軽傷を負わせた。同死刑囚は教師に取り押さえられ、府警が殺人未遂容疑で現行犯逮捕。大阪地検は精神鑑定で責任能力が認められたとして殺人、殺人未遂などの罪で起訴。大阪地裁は死刑判決を言い渡し、04年9月、執行された。

毎日新聞 2005年5月8日 17時30分
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by miya-neta | 2005-05-08 17:30 | 社 会