毎日政経セミナー:「ゆとり教育」テーマに、現場の問題など指摘
2005年 05月 28日
毎日政経セミナー:「ゆとり教育」テーマに、現場の問題など指摘--論説委員 /埼玉
◇瀬戸純一・毎日新聞論説委員
毎日政経文化セミナー第147回例会が27日、さいたま市浦和区のさいたま商工会議所で開かれ、瀬戸純一・毎日新聞論説委員(教育担当)が「ゆとり教育はどこへ」と題して講演した。瀬戸氏は教育現場が抱える問題について「急速に進む少子化・情報化など社会構造の変化に教育システムが対応しきれず、ひずみが出ている」と述べた。
瀬戸氏は、中山成彬・文部科学相が子供たちの学力低下を背景に「ゆとり路線」の見直しを表明したことについて「『総合的な学習の時間』をどうするかが大きなポイントになる」と述べた。そのうえで「意味あるものにするには、相当な準備と手間が必要ではないか」と語った。
また、続発する少年による凶悪犯罪にも触れ、「学校での成績が良い子どもからも問題行動が噴出している。人間味のない空虚な人間に育てられたからではないか」と指摘した。【松本信太郎】
毎日新聞 2005年5月28日
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