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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

「映画観賞は自宅派」が73%、費用など反映と米国調査

CNN.co.jp : 「映画観賞は自宅派」が73%、費用など反映と米国調査 - エンタテインメント


2005.06.18
Web posted at: 17:57 JST- AP

ワシントン(AP) AP通信と米アメリカ・オンライン(AOL)が行った調査で、米国人の4分の3が、自宅で映画観賞を楽しんでいる実態が判明した。ニューヨークに住むマーク・ジルさんが「レンタルビデオ店で借りると3ドル(約330円)で済む。でも映画館だと、飲み物などを含め20ドル(約2200円)にもなる」と説明しているように、自宅では安くあがり、なおかつ便利な点が支持されているようだ。

米国では現在、週末興行収入が昨年に比べ、16週連続で減少しており、このままの状態が続けば、1996年以来の最低数字を記録する見込みとなっている。

つまらない映画が多く、良い作品が公開されたら興行収入も上がるとの意見もあるが、先月公開された超大作「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」でさえも、この減少傾向を食い止めることは出来なかった。

調査は米国に住む1000人の成人男女を対象に、今月13日から15日まで実施。回答者の73%が、映画は自宅でDVDやビデオ、もしくはケーブルテレビなどの有料放送でみると答えた。映画館に出掛ける人は、22%にとどまった。

メーン州ポートランド在住のベス・アイラースさんは、1歳2カ月になる息子がいることから、映画館へと外出することが、「難しくなり、DVDを見るようになった」と説明している。

10人に8人が、プレーヤーを持っているほどDVDが普及し、劇場公開からわずか数週間でDVDの発売が実現していることも、自宅派が増える要因になっている。

一方、DVDや有料放送、インターネットからダウンロードして映画を見ている人は、収入が同じ層の中で、比較的、ひんぱんに映画館に足を運んでいることも分かった。つまりDVDなどは、映画館の代替というよりも、補うものであるとも考えられる。

映画館から足が遠のくほかの理由については、チケット料金の値上がりや、客を呼べる大スターが少なくなっていることなども挙げられた。

1990年代始めから2002年までは、各映画館が音響設備やサービスを充実させるなどの努力したこともあり、興行収入は年々上昇していた。02年は、年間16億3000万枚のチケットを売り上げるピークの年ともなった。しかし、以降は年々減少。昨年は、イエス・キリストの最期を描いたメル・ギブソン監督の「パッション」が、映画ファン以外の客層も集め、予想を上回るヒット作となったが、全体での売り上げ枚数は15億1000万枚にとどまっている。
by miya-neta | 2005-06-18 17:57 | 芸 能