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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

ウィンブルドン:シャラポワ、準決勝で敗退

MSN-Mainichi INTERACTIVE スポーツ Photo ジャーナル

 ウィリアムズに敗れたシャラポア=AP
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 シャラポアを降し、喜びを爆発させるビーナス・ウィリアムズ=ロイター
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 【ウィンブルドン小松浩】テニスのウィンブルドン選手権は30日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで第10日が行われ、女子シングルス準決勝で、昨年優勝の第2シード、マリア・シャラポワ(ロシア)は、過去2度優勝の第14シード、ビーナス・ウィリアムズ(米国)に6-7、1-6でストレート負けし、連覇の夢を断たれた。ビーナス・ウィリアムズの決勝進出は2年ぶり。

 試合は雨で大幅に遅れて開始。シャラポワは第1セットをタイブレークの末落とすと、第2セットをあっさり失った。

 第1シードのリンゼイ・ダベンポート(米国)と第3シードのアメリ・モレスモ(フランス)の対戦は、6-7、7-6で迎えた第3セット、ダベンポートが5-3とリードしたところで降雨中断となり、そのまま1日に持ち越された。

 ○…「強いビーナス」が戻ってきた。腹筋を痛めるなどここ数年精彩を欠いたが、妹のセリーナが昨年決勝で敗れたシャラポワ相手に見違えるようなプレーを見せ、00、01年連覇に続く3回目の優勝に王手をかけた。

 セリーナの3回戦敗退後、父リチャードさんがメディアに「娘たちの人生にはテニス以上に大切なものがある」と語るなど、姉妹は勝負への執着心を失いかけているとの見方もあった。だがこの日の完ぺきなゲームでその懸念も一掃し、試合後の記者会見で「私の人生にとって一番はテニス」と笑顔を見せた。

 試合前にはセリーナにメールで励まされたという。決勝にウィリアムズ姉妹のいずれかが進出するのは、6年連続(02、03年は姉妹対決で妹が連覇)。「センターコートは素晴らしい思い出をたくさん作りたい場所」と言うビーナスが4年ぶりの栄冠を目指す。

 ◇ウィリアムズ、最後まで集中力切らさず

 雨模様の湿った空気を切り裂くような2人の雄たけびが、ショットのたびにセンターコートを揺るがした。「大会史上もっとも大きな叫び声の試合」と言われた大型選手同士の気合満点の強打合戦は、最後まで集中力を切らさなかったビーナス・ウィリアムズに軍配が上がり、シャラポワの連覇の夢は断たれた。

 今大会ここまで、圧勝続きのシャラポワ。対戦相手のビーナスとは過去2戦2勝と相性もよかったが、この日は勝手が違った。全盛期を思わせるビーナスのサービスと力強いストロークに右左に振り回され、肝心なところでミスを連発。イラ立ってボール・ガールにボールをぶつけてしまい、我に返って「ごめんなさい」と謝る場面も。体力、精神力両面で完敗だった。

 帽子を目深にかぶって記者会見場に現れたシャラポワは「とっても悲しい。この大会は他のどんな大会とも違う、特別なものだから」と声を落とした。「ベストのテニスではなかったけど、私にベストのテニスをさせなかった彼女が上だということ」。悔しさを押し殺し、ぐっと涙をこらえているように見えた。

 それでもまだ18歳。17歳での初優勝、今年のベスト4と、確固たる一流選手の地歩を築いた。本人も「18歳でいつも素晴らしいサービスを打てるなんて不可能。私はもっと強くなる必要がある」とあくまで前向き。「これから何年もある。やれることはすべてやりたい」と来年の雪辱を誓った。

 かつて同じ17歳でウィンブルドン男子シングルスチャンピオンとなり、3度優勝したボリス・ベッカー氏はテレビ解説で、この1年で一気にスターダムに駆け上がったシャラポワにとり、この敗戦は「これから何が必要かを考えるちょうどいい機会になる」と温かいエールを送った。【小松浩】

毎日新聞 2005年7月1日 8時12分
by miya-neta | 2005-07-01 08:12 | スポーツ