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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

結婚が減り同棲が増える米国

結婚が減り同棲が増える米国 | Excite エキサイト : ニュース


[ 2005年07月21日 17時45分 ]

[ニューヨーク 19日 ロイター] 18日に発表された結婚に関する年次報告書によると、米国では結婚率と離婚率が下落する一方、結婚せずに同棲するカップルの数が増加している。

統計データは、米国のライフスタイルはスウェーデンに代表される北欧流に変化しつつある傾向を示している。「我々の結婚の状態」の共著者、デヴィッド・ポペノエによると、北欧では結婚せずに、子供を作り育てるカップルが米国より遙かに一般的だ。

ニュージャージー州ピスキャタウェイにあるラトガーズ州立大学の全米結婚プロジェクトによる研究によると、昨年、米国で結婚していない同棲カップルの数は500万を突破した。

また1回目の結婚では、まず同棲してから結婚するカップルが半分を超えている。

一方、結婚率は下落している。1000人の未婚女性のうち何人が結婚するかというデータでは1970年には76.5%、2000年には46.5%だったのが2004年度には39.9%に減少した。

離婚率も減少している。1000人の既婚女性のうち何人が離婚するかというデータでは1980年には22.6%、2000年には18.8%だったのが2004年度には17.7%に減少した。

米国の成人女性11%、成人男性の8%が離婚した。1960年には離婚率は女性は3%以下、男性は2%以下だった。

ポペノエ氏は「総合すると、結婚する人は以前よりもやや強固な結婚生活を営んでいるが、結婚する人が減り、結婚せずに同棲する人が増えているということです」と説明した。

スウェーデンと比較すると、同国では結婚率は世界で最低だが、離婚率は増加しているという。

統計では、未婚の母を持つ子供の数と、片親と暮らす子供の数は、記録的に増加している。

昨年の新生児の35%が未婚の母から生まれた。うち40%が結婚せずに同棲しているカップルの子供だった。結婚していない同棲カップルの約40%に子供がいる。

全体的には、子供がいる家庭の数は1960年から減少傾向にある。1960年当時は約50%だったが、2003年には33%、2010年には28%にまで落ち込むと予想されている。

研究は社会行動学教授のポペノエ氏と、結婚と家族に関する著作があるバーバラ・デフォー氏の共著で、全米結婚プロジェクトの7回目の年次報告書。

[日本語訳:ラプター]

この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております。
by miya-neta | 2005-07-21 20:55 | 国 際